ヤクルト・高津臣吾監督(51)が17日、埼玉県戸田市の2軍グラウンドで行われている新人合同自主トレを視察に訪れ、前日球団から肘の炎症が発表され、ノースローで別調整中のドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=星稜=について言及。
「何もなくキャンプインが一番いいけど、他の投手ならできる程度の炎症。大事を取っただけ。長い目で彼をヤクルトの、日本のエースにしていくためには、今休むのが一番いい策だという判断。ほとんどというか全く気にしていない」と軽症を強調しながらも、キャンプは「2軍? そう思ってくれていい。23日に正式に決めて発表する」と、2軍スタートで無理をさせない方針を示した。さらに「他のところをどう鍛えるか。逆に人と違うことをできると思って、いい時間にしてほしい」と、プラスに捉えるようアドバイス。
奥川自身は「1軍でも2軍でも構わない。高い意識、モチベーションを持ちながら、1日1日やっていきたい」と、一歩一歩足元を固めていくつもりだ。