ヤクルト・高津臣吾監督(51)が春季キャンプのテーマに投手陣の再建を掲げた。17日、埼玉県戸田市の2軍グラウンドで行われた新人合同自主トレを視察し、「投手陣の再建が一番」と語った。昨季のチーム防御率は4.78で、セ唯一の4点台だった。
キャンプ地が沖縄と宮崎・西都に離れているため、これまでは1、2軍入れ替えはほとんどなかったが「まず、1軍に連れて行く投手の人数を増やすつもり。入れ替えもやる。のんびりしている人はいないと思うけど、競争意識を強くしたいし、緊張感を持ってキャンプを過ごさせたい」と、サバイバルで投手陣を強化する。