東京五輪日本代表で、男子ダブルスのみに出場した水谷隼(30)が、大島祐哉(ともに木下グループ)と組んだ同種目準々決勝で高校生ペア(戸上隼輔・宮川昌大組、ともに山口・野田学園)に1-3で敗退した。
水谷は目指していた歴代最多の8度目優勝はかなわず、「五輪イヤーの今年にいいスタートが切れず、非常に悔しい」と話した。優勝の夢をかなえたら「生まれ変わってまた、違う自分として全日本選手権に出場したい」と明かし、「カットマンとかペンホルダーとか違う戦型で本気で上を目指して、自分がどこまで通じるかっていうのを頑張りたい」と仰天プランも考えていたが、来年の全日本選手権に関しては「まだ何も考えていません。まずは目の前に五輪があるので、そこで悔いのない試合をしたい」と話すにとどめた。