今回は宮﨑本店のサンピースウイスキー エクストラゴールドを飲んでみます。
宮﨑本店は、三重県四日市市にある酒造メーカーで、1846年から続く老舗です。
東海地方では日本酒「宮の雪」が、東京を中心とした関東地方では、ホッピー割りに使われる「キンミヤ焼酎(正式名:亀甲宮焼酎)」が有名です。
そんな宮﨑本店でウイスキーが作られたのは第二次世界大戦後のこと。
敗戦によって傷ついた日本の復興のため、太陽が輝く未来と平和を願って、太陽の「sun」と平和の「peace」を合わせて、「サンピース」と名付けられました。
現在は、初代サンピースよりもモルト原酒の比率を高めたエクストラゴールドが販売されています。
長らくサンピースウイスキーは一升瓶でのみ販売されていましたが、2016年に600mLのボトルをラインナップ、よりお手軽に手にすることが出来るようになりました。
グラスに注ぐと、液色は淡いゴールド、香りは日本酒に似たフルーティさがあります。
口に含むと、まずカラメルが口いっぱいに広がります。その後はマスカットのようなフレッシュな香り、そしてカカオの香ばしさが後へ続きます。アルコールの刺激は少なめです。
味わいも甘みが全体的に支配し、アルコールからの辛みは少なく、後からほんのりほろ苦さが伝わります。
ロックだと、レモンの香りが顔をのぞかせ、マスカットやカカオと絡み合ってきます。
味わいは、渋みが強めになるものの、後から酸味が広がります。
ハイボールにすると、日本酒のようなフルーティな香りが表に出るようになり、ライム、マスカットとフレッシュさが目立つようになります。その後はリンゴの甘い香りが続きます。
味わいは、苦みが引き続き主体的で、パンチが効いた印象になります。しかし後からは甘みも得られるようになります。
メーカー側は水割りやハイボールを勧めていますが、ストレートでも値段の安さを考えるとかなりまろやかで、香りもカラメル一辺倒では無く比較的深みのある印象です。
アルコール度数37度でスピリッツを加える他社のウイスキーと比べても侮れない印象です。
お値段は600mLが1000円、一升瓶、1800mLが2750円です。
老舗酒造メーカーのウイスキー
東海地方では日本酒「宮の雪」が、東京を中心とした関東地方では、ホッピー割りに使われる「キンミヤ焼酎(正式名:亀甲宮焼酎)」が有名です。
そんな宮﨑本店でウイスキーが作られたのは第二次世界大戦後のこと。
敗戦によって傷ついた日本の復興のため、太陽が輝く未来と平和を願って、太陽の「sun」と平和の「peace」を合わせて、「サンピース」と名付けられました。
現在は、初代サンピースよりもモルト原酒の比率を高めたエクストラゴールドが販売されています。
長らくサンピースウイスキーは一升瓶でのみ販売されていましたが、2016年に600mLのボトルをラインナップ、よりお手軽に手にすることが出来るようになりました。
安いのに侮れない
まずはストレートから飲みます。グラスに注ぐと、液色は淡いゴールド、香りは日本酒に似たフルーティさがあります。
口に含むと、まずカラメルが口いっぱいに広がります。その後はマスカットのようなフレッシュな香り、そしてカカオの香ばしさが後へ続きます。アルコールの刺激は少なめです。
味わいも甘みが全体的に支配し、アルコールからの辛みは少なく、後からほんのりほろ苦さが伝わります。
ロックだと、レモンの香りが顔をのぞかせ、マスカットやカカオと絡み合ってきます。
味わいは、渋みが強めになるものの、後から酸味が広がります。
ハイボールにすると、日本酒のようなフルーティな香りが表に出るようになり、ライム、マスカットとフレッシュさが目立つようになります。その後はリンゴの甘い香りが続きます。
味わいは、苦みが引き続き主体的で、パンチが効いた印象になります。しかし後からは甘みも得られるようになります。
メーカー側は水割りやハイボールを勧めていますが、ストレートでも値段の安さを考えるとかなりまろやかで、香りもカラメル一辺倒では無く比較的深みのある印象です。
アルコール度数37度でスピリッツを加える他社のウイスキーと比べても侮れない印象です。
お値段は600mLが1000円、一升瓶、1800mLが2750円です。
<個人的評価>
- 香り C: マスカットのあとカカオが広がる。ストレートではカラメルが目立つが加水でレモン、ライム、リンゴが顔を出す。
- 味わい C: ストレートでは甘みが目立つが、加水されるごとにビターが上回ってくる。
- 総評 C: 晩酌用として買うには申し分ない出来。