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ルールを紹介する前に、「やさしい日本語」を作るときに
注意していただきたいことがありますので、そのことを説明します。
まず「やさしい日本語」では、日本語能力試験3級レベルを
基準としていますので、使用できる語彙が限られています。
また一文一文を短くする必要もありますので、
伝えられる情報が限られてしまいます。
「やさしい日本語」を使って情報を提供するときは、
いつ何を伝えるのかを把握しておかなければなりません。
災害時に提供すべき情報についてはこちらを参考にしてください。
増補版・災害が起こったときに 外国人を助けるためのマニュアルへ
また、「普通の日本語」を「やさしい日本語」にする場合は、
「普通の日本語」文を一語一語に対応させて、忠実に翻訳するのではなく、
内容の要点だけを翻訳した方がうまくいきます。
「やさしい日本語」での表現は、日本語話者にとって不自然に感じることが
ありますが、その方が外国人にとってはわかりやすい場合があります。
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