「やさしい日本語」のポスターを作ってみましょう!
「やさしい日本語」を使った情報提供の一つに、掲示物による方法があります。 掲示物は、ラジオなどと違って情報を聞き逃すということがありません。また、繰り返し読んで情報を確認できるため、外国人に掲示物を使って情報を伝えることはとても有効です。
掲示物を使って情報を伝えるのに適した場所としては、避難所や病院、銭湯などがあります。ただ、避難所などにはたくさんの掲示物が貼りだされますので、その中でも外国人の目を引くようなポスターを作るための要点をまとめました。
以下に「やさしい日本語」を使ったポスターの作り方を図示しましたので、「やさしい日本語」の作成ルールとともに参考にして下さい。
<ポスターを作るときの注意点>
②見出しは大きくする 見出し語は動作を表す言葉にする ③情報の内容にあったイラストを載せる イラストは重要な要素だけを描く (手書きでも構わない)
④本文では伝えたい情報や行動を指示する ことばを「やさしい日本語」を使って書く (「やさしい日本語」の作り方は 作成ルールを参考にしてください) 「やさしい日本語」の作成ルールへ ⑤使える場所などの説明が必要なときは 記入欄を設ける ⑥作成した年月、作成した機関の名前を書く。 年月日は、○○年○月○日の形で明記する。 年は西暦を使う
このポスターにはありませんが、必要に応じて地図などを付けるとよりわかり やすくなります。地図を載せる場合は、最小限の情報だけを書くようにします。 また、ポスターを作るときは、見る人が見やすいように文字の大きさや、色を 工夫してください。
このポスターは、2007年7月に新潟中越沖地震が発生した際に、被災地からの要望にこたえて社会言語学研究室が作成したものです。ポスターはホームページから印刷できます。 仮設トイレのポスターへ
また、他のポスターについてもホームページからダウンロードできますのでぜひ興味のある方は ご覧ください。「やさしい日本語」ポスターへ