阪神淡路大震災を契機として、日本中の市町村が地域防災計画を大幅に見直しています。中には「やさしい日本語」での情報伝達を決めた自治体も多くあります。そういった自治体から「やさしい日本語」化の手順や規則、具体的な表現のしかたを学びたいとの要望がたくさん寄せられました。皆さんからの要望に応えるべく、同震災から15年目にあた2010年1月17日に、「やさしい日本語」化の方法についてのガイドラインを刊行しました。
そして、東日本大震災から2年目にあたる2013年3月11日に、増補版として「『やさしい日本語』作成のための分かち書きルール」を追加して公開しました。
ガイドラインの使い手には、まだ「やさしい日本語」についてよく知らない人や「やさしい日本語」に興味を持ってはいるが使ったことのない人、「やさしい日本語」についてもっと知りたいと考えている人たちを想定しています。
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