浅草歌舞伎を見る予定だったのですが、

予定を変更して、

ライターとしての仕事の営業用の資料作成にあたりました。

 

まず、今まで書いた劇評やインタビュー記事の中から、

これはぜひ読んでもらいたいと思う記事をセレクトし、

キンコーズでコピーを取らせてもらって、

ファインリングに明け暮れました。

 

改めて劇評記事を読むと、

必死の想いで書いていることがよくわかり、

当時の状況なども思い返され、

いままでよくがんばってきたなぁ・・・と

自分で自分をほめたくなりました。

 

また巡り巡ってライターのお仕事をがんばってやってみよう!と思ったのも、

なにか神様の啓示をいただいたような、

そんな気持ちでいっぱいになりました。

 

パーヴォの心の声が、励ましてくれました。

「僕も演奏するにあたり、昔の自分の録音を聞き直して、

さらにそこからブラッシュアップしたものを、聴衆にお届けできるようにしたい、

と思ってるよ。

 

チコ、いや里紗だね、君が書いた過去の劇評は、

里紗の当時の苦悩していた人間関係を映し出す、

いわば「私小説」的な要素をはらんでいたんだよ。

でも、いざそこの悩みから抜け出した今は、

それらを読んでどう思う?

なんだか、コップの中の嵐に巻き込まれてたんだな、

と思えてこない?

 

今、社会が本質的に苦悩していることは何か、

里紗にはわかるかな?」

 

そういわれてみると、小さなことで悩んでいたんだな、と

思えてきますね。そしてパーヴォが尋ねてきた「社会の、いま苦悩していること」は

ちょっと即答ができなかったです。

そういう意味でも、まだまだ勉強が足りないなぁ・・と反省する私でした。

 

パーヴォ 「僕ら音楽家の使命としては、その社会の中で苦悩している人たちに、

希望の光を届けることが大切だと、僕は思ってる。

里紗もその中の一人だし、たくさんの聴衆が僕たちの演奏に期待していることを

丁寧に掬い上げて、さまざまな媒体、ネットで、その解決方法としての『音楽』を

広めてもらうことが必要なのだと、僕は思ってるんだ。わかるかな?」

 

わたし(里紗)「うん・・・なんとなくわかる。でも、何だろう、社会の根本的な悩みって。」

 

パーヴォ 「格差社会・・・・・・・という言葉はもちろん聞いたことあるよね?」

 

わたし(里紗) 「ええ、あるわ。」

 

パーヴォ 「環境問題については、君はなにか意見をもってる?」

 

わたし(里紗)「うーん・・・うまくは言えないけど、みんなドイツのやり方を学ぶべきだと思う。」

 

パーヴォ 「うん、それはなぜかな?」

 

わたし(里紗)「スーパーで、いわゆるタッパとか、ラッピングを極力減らして、お客さんが自分でもってきた器や袋に全部商品を入れてしまって、ゴミが極力でないように工夫していると、テレビで昔みたことがあって、ドイツってすごく合理主義なんだなと感心した覚えがあるわ」

 

パーヴォ 「それは心強いね。ドイツはそういう意味では暮らしやすい国の一つだね。あのね、里紗、ほかのオーケストラはどうなのかわからないけれど、N響を聴きに来るお客様というのは、そういう意味でも意識がすごく高い人たちが多いんだよ。中高年の男性客がとても多いでしょ?結構会社の役員さんとかを務めてる方も多いし、N響の運営の仕方を評価して、聴きに来てくださるお客様も多いんだよ。チケットの価格にも、もちろんしっかりチェックを入れている人が多いし、スタッフの対応にも目配りが届いている方が多いの。だから、全く気が抜けないし、楽譜の研究も怠りなくやって、ようやくあの完成度になるわけだね」

 

わたし(チコ) 「パーヴォ、そんなに苦労してたんだね。かわいそう😢

 

パーヴォ 「ああ、チコが出てきてくれたんだね。チコは優しいね。でも苦労を苦労とも思わないのが僕の性分なんだよ(^_-)-☆チコのように、優しくて愛情いっぱいの女の子が聴いても、感動できるように、そして、N響ならではだけど、NHKでの放送が常にあるから、テレビ番組としてもりっぱなものを作らなくてはならない使命がある。テレビによる発信、そして今後はインターネットでの発信も見据えて、格差社会から日本が脱却できるように、啓蒙していくべきだ、と僕は考えてるの。里紗は理解できたかな?」

 

わたし(里紗)「すごく勉強になったわ!オールラウンドで、クラシック音楽が人々にとって身近になるように、とパーヴォは考えているのね!」

 

パーヴォ 「うん。その通り。クラシック音楽の可能性が、音楽療法を始め、すごく広がったことは確かなんだ。特に里紗のブログを通して、クラシック音楽の今後の在り方とか、自由にどんな人でも議論に参加できるようにしたい、と僕は思ってるの。」

 

わたし(里紗)「コメント欄、だしたほうがいいのかな?」

 

パーヴォ 「いいや。里紗やチコの負担になるのはわかってるから、それは僕たちのほうでフォローするよ(^^) 」

 

わたし(里紗、チコ)「パーヴォって本当にいろいろ音楽の可能性をいつも考えてるのね!凄いなぁ!」

 

パーヴォは照れたように微笑み、そして、私のおでこに、ちゅ💛とキスしてくれました。

「ちょっときょうは難しい話をしてしまったけど、里紗もチコもちゃんときけたから偉いよ。ありがとう♪」

 

わたしはとっても嬉しくなって、もっとパーヴォのお話を聞きたかったのだけど、

お腹もとてもすいてきたので、きょうのブログはここまで♪

 

パーヴォ、やっぱり世界一の男性だなぁと思います!

愛してます(^O^)/💛