DeNAは16日、横須賀市内の2軍施設で、3年目の東克樹投手(24)とドラフト2位・坂本裕哉投手(22)、立命大の先輩後輩が立て続けにブルペン入りした。
坂本の初投げの時、東のフォームにそっくりと話題になり、見に来たコーチやスカウト陣から「並んで投げろよ」とはやされたが、東は笑って「絶対イヤ」と、あえて坂本が終わってから投げた。共に立ち投げで20球。
今季初投げの東は「なんも似てないですよ」と口をとがらせながらも、「ナマで投球を見るのは大学時代以来だから2年ぶり。強い球を投げてて、2年で成長しているなと実感した。負けてられない」と、かわいい後輩の投球に発奮した様子。
2度目のブルペンで、初めてチェンジアップを2球を交え、前回より強度を上げて投げたという坂本は、「ブルペンは大学以来だけど、この前一緒にキャッチボールしてもらった。東さんや、大卒左腕投手が毎年1年目から活躍しているので、自分も続きたい」と先輩の背中を追う。