
スマートフォンを使う上で避けられないのが、怒濤のごとくやってくる不要な通知の大群。Googleは
Android 10においてその不快感を軽減するための機能を導入していますが、Google 自身が提供するアプリでも通知の削減を目指しているようです。
Googleサポートなどに寄せられた
ユーザーの報告によると、Google Play ストア アプリの最新バージョンでは、アプリの自動更新後に表示される「○○個のアプリが更新されました」という通知が送られない場合があるようです。Android情報サイトの米
Android Policeは、「アプリ更新通知が届かない」問題について、昨年11月のGoogle Play ストア バージョン17.6.19から適用されていることを把握。
その後、受信したり受信しなかったりを繰り返すユーザーもいたことから、この仕様は当初はバグだと思われていましたが、同サイトがGoogleに確認したところ、「(アプリ更新後の通知を送らないのは)バグではなく意図された機能だ」という回答を得ています。
つまり、GoogleとしてはPlay ストアの「○○個のアプリが更新されました」という通知は不要なものと判断して、削減する方針が固まったものと見られます。
このアプリ更新の通知は、実は今までもGoogle Playアプリの設定通知オプションからオフにすることができましたが(記事公開時点でもまだオプション項目は存在します)、現在では初期設定で通知を送らない仕様に変更されている、ということになります。
更新されたアプリを明確に把握したい場合には、Play ストア アプリの「マイアプリ」を定期的に開いて確認するか、アプリの自動更新をオフにして都度手動で更新する必要があります。