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「渋谷暴動」大坂被告の潜伏、広島の町議らが手助けか
49年前の渋谷暴動事件で中核派の大坂正明被告が潜伏していたマンションについて、家賃を支払っていた口座を不正に開設したとして広島県安芸太田町の町議らが書類送検されました。
1971年に起きた渋谷暴動事件では、中核派の大坂正明被告(70)が男性巡査(当時21)を殺害した罪などに問われていて、大坂被告は2017年5月に逮捕されました。
捜査関係者によりますと、大坂被告が潜伏していた広島市内のマンションについて家賃の支払いに使われていた銀行口座は、広島県安芸太田町の大江厚子町議(63)ら3人が2016年に利用目的を偽って開設したもので、警察は、通帳やキャッシュカードをだまし取った詐欺の疑いで書類送検したということです。通帳などは中核派の手に渡っていて、警察が全容解明を進めています。