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【埼玉】先進的な英語教育を意見交換 さいたま市教育長 推進協代表理事らと
一般社団法人日本人グローバル化計画推進協会の金本子竜(しりゅう)代表理事らが二十三日、さいたま市役所を訪れ、市教育委員会が国に先駆けて全ての市立小中学校で二〇一六年度から導入している先進的な英語教育「グローバル・スタディ」の取り組みについて、細田真由美教育長と意見交換した。 グローバル・スタディは小学一年~中学三年の九年間の一貫したカリキュラムの元で「聞く、話す、読む、書く」の四技能をバランス良く学ぶ仕組み。文部科学省が昨年度に実施した英語教育実施状況調査で、中学三年の英検三級相当の達成者が75・5%に達し、全国平均を30ポイント以上上回るなど成果を上げている。 細田教育長は「単なる英語教育ではなく、マインドを変えることでコミュニケーション能力がついてくる」と狙いを説明。DVDなどのオリジナル教材や学校ごとに授業内容を見直していく工夫も紹介した。 英会話教室を運営する金本代表理事は、日本の英語教育への危機感から四月に協会を設立した経緯を語り、「まずは英語を好きにさせて学んでいくやり方に希望を見た。取り組みが日本中に広がれば」と期待していた。 (藤原哲也) PR情報
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