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「トミカ」でプログラミング教育。ブロックプログラミングの要領で遠隔操縦できるトミカが開発中

周回数をカウントするNFCトミカも開発中

石井徹(TORU ISHII)
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トミカ50周年会見
タカラトミーはトミカ50周年記念会見の中で、プログラミング教育を意識した新製品「プログラミングトミカ」を発表しました。

2020年内に発売予定としている「プログラミングトミカ」は、トミカの動きを指定したカードをセットすると、遠隔操作でパトカーのトミカが動き出すというギミックが特徴。付属の紙冊子にかかれたミッションをトミカを操って解決するといった遊びができます。

トミカ50周年会見▲プログラムした通りに動くトミカは史上初とのこと。試作段階のため実際に動く展示はありませんでした

「動きを指定したカードを組み合わせて遠隔操縦する」という操作はブロックプログラミングの仕組みを取り入れたもの。類似のおもちゃではソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)がロボットトイ「toio」向けのタイトル「トイオ・ドライブ」として販売しています。

■ラップ数が分かる! NFCチップ内蔵のトミカも

トミカ50周年会見
もう1つの開発中の製品「スーパースピードトミカ & デジタルサーキット」もデジタル技術を生かした仕掛けがあります。このセットの専用トミカにはNFC(近距離無線通信)のチップが内蔵されていて 、サーキットコースを周回した回数や、レースの勝敗が表示されるようになっています。
トミカ50周年会見▲専用ミニカーにNFCのチップを内蔵します。こちらも試作段階とのことで、実際に動くデモンストレーションはありませんでした

なお、このキットのトミカは、通常のトミカと同じように動力は搭載していません。サーキットコースでローラーの回転力を利用して加速する仕組みが組み込まれています。NFCによるラップ計測機能がない製品は「Go!Go!アクセルサーキット」として2019年12月に発売されています。
 

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関連キーワード: hobby, minicar, programmingeducation, tomica, toy
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