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NHKのネット同時配信「NHKプラス」4月1日始動、見逃し番組も配信

受信契約がない場合「メッセージ」を表示

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
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NHKは、インターネットを利用した「常時同時配信」および「見逃し番組配信」サービス「NHKプラス」を4月1日より開始します。利用にはNHKの受信契約が必要。なお、同時配信する番組は、当初は主に南関東エリア(埼玉・東京・千葉・神奈川)と同一です。

「NHKプラス」は、受信契約のある世帯で視聴可能。「NHK総合」および「Eテレ」で放送中の番組をインターネットでも同時に視聴できます。1つの放送契約で発行できるIDは1つで、IDひとつあたり最大5画面まで同時視聴できます。

見逃し配信は番組終了時刻から起算して7日間提供。これに伴い、NHKオンデマンドは「見逃し見放題パック」(月990円)を廃止し、放送から1週間以降も見逃し番組を視聴できる「まるごと見放題パック」(月990円)に一本化します。

なお、受信契約のないユーザーも「NHKプラス」を利用できますが、画面の一部にメッセージが表示されるほか、見逃し配信は利用できません。なお、災害時はメッセージが外れ、受信契約のないユーザーも常時同時配信は視聴できるようになります。

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利用には受信契約のほか事前登録が必要。受信契約を照合後、自宅に郵送される確認コードを入力することでサービスを利用できます。なお、法人の受信契約ではNHKプラスを利用できません。

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配信ビットレートはSD画質に相当する1.5Mbps。音声は2ch(2か国語・解説放送あり)。字幕にも対応します。

「NHKプラス」の提供にかかる費用は年170億円で、受信料の2.4%を見込みます。費用を削減するため、常時同時配信の提供時間は朝6時から翌0時まで、1日18時間程度に抑えます。また。3月1日より試験的にサービスを開始するとしています。

(見出し画像は既存のウェブ版NHK)
 

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