転職を考えたときの「転職活動期間」はどのぐらいが目安になるのでしょうか?
もちろんすぐに第一希望の会社から内定をもらうことが1番ですし「転職活動期間」は短ければ、短いほど良いですよね。
ただ「転職先」という相手もあることですし、時期やタイミングなど様々な要因があるので、こちらの思い通りにはなかなかいきません。
今回は転職活動期間の目安と焦らないためのポイントをご紹介します。
在職中の転職活動が前提
転職活動に関しては「在職中に行う」ことを大前提に考えてください。
詳細は下記の記事にまとめています!
私の中では在職中に転職活動を行なうことは「絶対」だと言い切れるぐらい、お勧めしています。
退職してからの転職活動になると、
「短ければ短いほど良い!だって無収入だもん。毎日、転職活動してください!」
としか言えなくなります。。
在職中に転職活動を行なうからこそ、計画や戦略を練ることができます。
自分に取って後悔と妥協をしない転職を行うためには、在職中の転職活動を強くお勧めします。
〇月までに転職しようは本当?
転職サイトの宣伝などで「〇月までに転職しよう」と言われることがあります。
現在は1月なので「4月までに転職しよう」などあくまで目安と考えること自体は問題ないと思います。
ただ、あまり「〇月までに転職しよう」という時期に縛られることは良くないと考えます。
時期だけにこだわり妥協して、転職先を見つけることは得策ではありません。
転職を考えたということは、一刻も早く現職から退職したいと思う気持ちはあるのはよくわかります。
時期によって求人が「多く出る・出ない」はもちろんありますが、多く求人が出るからといって、自分に合う求人が出る可能性は高くはなりますが「絶対出る!」とは言い切れません。
転職で「〇月までに転職しよう」は目安ぐらいで考えましょう。
短期決戦?長期決戦?
冒頭でも、すぐに第一希望の会社から内定をもらい「転職活動期間」は短い方が良いと書きました。
誰しも早く転職先が決まった方が嬉しいですよね。
ただここで注意したいことが、
転職先を早く決めたい気持ちが先走り、条件面で妥協したり、あまりやりたくない職種に転職することはやめてください。
短期決戦で決着をつけることが理想ですが、転職は気持ち的には長期戦で臨むべきだと思います。
理由としては先程書いたように様々な面で妥協しないためが一つ。
もう一つ強調したいのが、現職と複数の転職先を比較してから転職先を決定してもらいたいからです。
転職先を比較する重要性は、
「給与ややりがい、環境面など全てが自分の理想通り!」という会社はやはり少なくと思います。
大抵は「給与は高いけど、休日が少ない」「給与は低いけど、自分がやりたい仕事」など、この点は良いけど、この点は良くないという形が多いです。
自分が転職先に求める条件は人それぞれ異なりますので、
現職も含め、比較対象を増やし、様々な面から比較して転職先を決めるのがベストだと思います。
複数の転職先候補がある場合、第一希望の会社に内定をもらうためのポイントは下記の記事を参考にして下さい。
ここでも在職中に転職活動を行うメリットが出てきます。
転職活動が長期戦になっても、在職中であれば収入があるので問題はありません。
退職してから転職活動を行うと、収入がないという心理的にも短期戦で決着をつけたくなります。
第一希望の理想の会社に内定が出たならば、短期で転職活動を終わらせることは全然問題ありません。
そうでない場合は、気持ち的には長期戦でじっくり構えて、転職活動を行った方が良い結果になりやすいと思います。
まとめ
転職活動期間の目安は「○ヶ月」という期間を区切って考えるのではなく、現職と複数の転職先を比較するために長期戦覚悟で考えるべきです。
転職時期や活動期間にこだわると、必ず妥協してしまうので、後々後悔する可能性が高いです。
気持ちが焦らないためにも、大変ではありますが、在職中に転職活動を行なって下さい。
在職中の方が面接日程を考慮してくれたり、転職を進める上でも有利に働くことが多いです。
誰しも何回も繰り返し転職はしたくないですよね。
「勉強」と割り切って繰り返し転職をする人もいますが、一般的には、
「次の会社が最後。定年まで続けよう」
と思って、転職をするはずです。
そうであれば、よっぽど切羽詰まった理由がない限りは、長期戦で考え、納得できる転職を行うべきだと考えます。
気長に転職活動を考えて、後悔のない転職をしましょうね(^O^)
※合わせて「会社の辞め時」についての記事もお読みください"(-""-)"