レバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)の主張を受け、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が社説で日本の刑事司法制度を批判したことに対し、森雅子法相は「制度を正確に踏まえていない」と反論する文章を同紙に寄稿した。14日付で電子版に掲載された。
法相自らが海外メディアの主張に反論するのは異例だ。森法相はゴーン前会長のレバノンでの会見後に緊急会見を2回開き、英語や仏語でも反論コメントを公表。「日本の刑事司法の正当性を海外に訴える狙い」(法務省幹部)がある。
WSJは今月上旬の2本の社説で、長期間の拘束や自白の強要といった問題点を挙げ、前会長が「(日本で)公正な裁判を受けられたか定かではない」などと指摘した。
森氏は寄稿で日本の司法手続き…
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カリスマ経営者から刑事被告人になったゴーン氏。その軌跡を追う。[記事一覧へ]
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