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【芸能・社会】

「まだ閉店セール」 中島みゆき、最後の全国ツアースタート

2020年1月15日 紙面から

コミカルなトークを交えながらダイナミックなステージを見せた中島みゆき=東京・新宿文化センターで

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 シンガー・ソングライター中島みゆき(67)の約7年ぶりの全国ツアーが、12日夜から東京・新宿文化センターで始まった。「2020 ラスト・ツアー 結果オーライ」と題し、地方を回るツアーは今回が最後。昨年の吉田拓郎(73)に続いてのビッグアーティストの節目のステージ、全21曲にファンは熱いまなざしを送った。

 下手から登場した中島は一礼してステージ中央へ。ビッグバンドの分厚いサウンドをバックにラストを思わせる「一期一会」からスタート。「次は、初めて全国ツアーというものをやらせていただいた時の1曲目です」と言って披露したのがデビュー曲「アザミ嬢のララバイ」だった。

 「中島の歌は結婚式では歌ってはいけない歌と言われておりました」と自虐的に語るなど、ぶっちゃけぶりはいつもと変わらない。「思い出が目まぐるしく頭の中を駆け巡っております」とも話したが、「ラスト・ツアーとありますが、ラスト・コンサートとは書いておりません。閉店セールで、まだ店をやってるようなもの。安心してね」と、ライブ活動をやめるわけではないことを明言して安心させた。

 関係者によると、もともと完璧主義の中島は、今後は1カ所で腰を落ち着けてクオリティーを高めたコンサートを見せたいという。年齢的に体力の問題もありそうだ。

 20日の石川県本多の森ホールからツアー再開。6月5日、新宿文化センターで打ち上げる。

 

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