5人組女性グループ「C.C.ガールズ3」が15日、宇宙開発ベンチャー「PDエアロスペース」(名古屋市)の愛知県碧南市にある開発拠点・R&Dセンターで、同社が開発した宇宙飛行機の無人実験機の記者発表会に出席した。
1990年代にセクシーブームを巻き起こしたガールズグループの3代目で、昨年9月に始動、同11月に新メンバーとなって再スタートした。所属するオスカープロモーションは、2017年3月に宇宙開発事業部を発足させた一環で、PD社とプロモーションパートナー提携も発表。今後、相互に事業PRなどを展開する。
PD社は、ロケットとジェットの両エンジンを切り替える特許を持ち、飛行機のように離着陸して地上と宇宙空間の往来を目指しており、今回発表した実験機「PDAS―X06」は高度10キロまで飛行し、その後開発中の次の機体で、年内にも、高度100キロの宇宙空間への到達を実現したいとする。
リーダーの中川知香(26)は「いつか私たちも宇宙旅行に行ける日が来るのかな。楽しみ」と語り、昨年11月に新加入した愛知県出身の竹内佐織(22)は「思っていたより機体がかわいくて驚いた」と笑顔。宇宙旅行が実現したら「メンバー5人で宇宙に行って、『地球は青い』というのを確認して、名古屋弁で『でら地球が青かったがね』と言いたい」と答えた。