「アルコール中毒」や「ニコチン中毒」のように、「ポルノ中毒」という依存症が起こりうることが、イギリスの最新の調査で分かりました。
最近、アダルトビデオやエッチな画像、ノベルなど、ポルノへの依存症が増えているのだそうです。
これを受けて、英ケンブリッジ大学は、MRIを使って、依存症の人の脳をスキャン、分析しました。この結果、ポルノを観賞する際に、アルコールやドラッグなどの中毒患者と同じ部位に反応が起こっていることが分かりました。
この部位は、「腹側線条体(ventral striatum)」と呼ばれています。調査を主導したヴォーン博士によると、行動に対する「報い」「喜び」や「動機」に深くかかわっており、中毒者がアルコールやドラッグを摂取した時に、強い反応を示す部分なのだそうです。
「ポルノ中毒者」が増えている事実は、以前にシドニー大学が明らかにしています。調査チームはその背景として、コンピューターやそのほかのテクノロジーが発達し、ポルノの入手や閲覧が手軽になったことが大きいのではないかと分析しています。
最近は「SNS中毒」なんて呼ばれる現象もありますね。便利な世の中になりましたが、依存には気を付けたいもの。友達関係も、色恋ざたも、リアルの人間関係を大切にしていきましょうね。
参考:Porn addicts have brain changes similar to alcohol and drug addicts: study
http://www.nydailynews.com/life-style/health/porn-addiction-brain-study-article-1.1464814
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