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三井住友カード、「次世代カード」導入。カード情報裏面集約やタッチ決済

三井住友カードは、2月3日から同社発行のすべてのクレジットカード(提携カードを除く)を「次世代カード」に切り替える。クレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの「カード情報」をすべて裏面に集約し、盗み見等のリスクを低減するほか、Visaカードには「Visaのタッチ決済」を標準で搭載する。

裏面に記載するカード情報は、「Visa クイックリード」を採用(Visaカードの場合)。番号を縦に併記し、わかりやすい表記とした。デザインも一新。未来を映し出す光と足元を照らす光をイメージしている。

情報を裏面に集約

既存カードの利用者には、有効期限の更新時やカード再製の際に新カードに切り替え。また、新規入会者向けの20%キャンペーンなども予定している。

3月からはネット経由でカードを申し込むと、最短5分でカード番号を発行。同番号を使ってすぐにインターネットで買い物できるほか、Apple PayやGoogle Payなどのモバイル決済サービスに登録し、実店舗でも買い物できる。

また、三井住友カードアプリも3月にアップデートし、「Walletアプリ」化。従来のアプリの履歴確認や支払い口座残高確認、変更手続きなどのほか、複数のカードや電子マネーの決済情報の管理、使いすぎ防止などの機能を導入する。銀行口座などの情報管理にも対応する。

また、3月からはクレジットカードとVisaプリペイドカードの長所を融合した新決済サービス「かぞくのおさいふ」を開始する。

発表会の模様やカードの詳細は追ってレポートする。