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<FNN>西日本新聞・豊福幸子記者の“切り取り” なしの全容! 麻生副総理「日本は2000年に渡って一つの民族」発言の文脈… 麻生「あのラグビー見たって15人のうち7人がニュージーランド、韓国とか、どこかいろいろな国がある。結果的にワンチーム」

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切り取りなしの全容!麻生副総理「日本は2000年に渡って一つの民族」発言の文脈

「日本は2000年に渡って一つの民族」発言の全容

麻生太郎副総理兼財務大臣は、1月11日から13日にかけて地元・福岡県内での新春国政報告会に相次いで出席し、講演を行った。芦屋町を皮切りに直方市、飯塚市と3つの会場で行われた国政報告会には水もコーヒーもでないが、招待された多くの有権者が集まった。

そんな中で今、物議を醸している発言がある。それは2カ所目の直方市で行われた国政報告会での「2000年の長きにわたって一つの国で、一つの場所で、一つの言葉で、一つの民族、一つの天皇という王朝、126代の長きにわたって一つの王朝が続いているなんていう国はここしかありません」という発言だ。政府は、アイヌ民族を先住民族としていることなどから、日本は単一民族国家ではないという見解だがそれに反するのではという批判が出ている。

そこで、このおよそ44分に渡って行われた国政報告について、一部の切り取りではなく、その発言の前後もお伝えすることで、その全容を見ていきたい。

講演の始まりは?「令和」と「平成」を分析

「令和の御代になりまして初めての元旦。全国的にいい天気に恵まれ明るい感じが全国的にあった」

こう述べて講演を始めた麻生副総理はその後、平成の時代を振り返り、またデフレ脱却のための安倍政権の政策の成果をアピールした。

その後は地元福岡での国政報告会ということもあり、G20財務大臣・中央銀行総裁会議の成果をアピールし、米中貿易摩擦と呼ばれるものを「米中新冷戦」と言い換えるなど、自らの言葉で聴衆に語りかけた。さらに憲法改正についても、議論を行わないのは「国会議員の怠慢」だと指摘し、改正に向けた議論を促した。そして終盤に差し掛かり話題はラグビーに移った。

ラグビーの話題からインターナショナルな世界と日本について言及

実は麻生氏はNHKのサンデースポーツを見るのが習慣。前夜もトップニュースで扱われたラグビーのトップリーグの試合結果をチェックしていたのだろう。

「今見てください。あのラグビー見たって15人のうち7人がニュージーランド、韓国とか、どこかいろいろな国がある。結果的にワンチームで日本がまとまってるでしょ。ぐおーんとやって勝ったわけ。『勝てっこない』と言われて勝って、そして昨日からまたラグビーが始まったよ。観客動員数、今までの倍。いいことじゃないですか」

このように去年のW杯での日本代表の活躍を契機としたラグビー人気向上に触れた上で、「インターナショナル化する中での日本」について、聴衆に語った。

「インターナショナルになっていることは間違いない。そして、それが力を生んでいるんだから。我々はそこが大事なんだから。純血守って何も進展もしないんじゃなくて、インターナショナルになりながら、きちんと日本は日本を大事にし、日本の文化を大事にし、日本語をしゃべる。そしてお互いにがんばろう、ワンチーム。日本はすげーというのでやって、それで世界のベスト8に残った。いいことですよ。私はそういった意味では、ぜひ日本という国がこれからもインターナショナルな世界の中で、堂々と存在感を発揮して、やっぱり日本という国は偉え…」

このようにインターナショナル化する中での、日本のアイデンティティーや存在感について話し、「日本という国は偉え…」という言葉に続いて飛び出たのが、当の発言だった。

「だから2000年の長きにわたって一つの国で、一つの場所で、一つの言葉で、一つの民族、一つの天皇という王朝、126代の長きにわたって一つの王朝が続いているなんていう国はここしかありませんから。いい国なんだなと。これに勝る証明があったら教えてくれと。ヨーロッパ人の人に言って誰一人反論する人はいません。そんな国は他にない。」

そして最後にはこう結び、地元の有権者を鼓舞したのだった。

「圧倒的に日本というのはいい条件に恵まれ、そしてそこにいる国民がみんなで努力し、この筑豊から人がどんどん減ってる中逃げ出さず、この地域で頑張った。そういった人たちがこの地域を支えてるんだと私は思ってますよ。それが誇りだと思ってますよ。ぜひとも皆さん方もこれから若い人たちが是非自分の生まれたこの地域に帰ってきて、そしてその人たちがこの地域で働ける場所。そういったものを町長さん市長さんみんなで作り上げていかないかんと思っています」

以上が、麻生氏の講演で物議を醸した部分を中心とした全容だが、この発言が報じられると、ネットなどで批判と擁護の声が交錯した。

以下略

https://sp.fnn.jp/posts/00049762HDK/202001141152_seijibu_HDK

※ちなみに西日本新聞の記事は以下

麻生太郎副総理兼財務相は13日、福岡県直方市で開いた国政報告会で、日本について「2千年の長きにわたって、一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない」と述べた。
昨年4月に法律として初めてアイヌを「先住民族」と明記した「アイヌ民族支援法」が成立しており、麻生氏の発言は不適切との批判を浴びる可能性がある。

 麻生氏は、多国籍選手で構成されたラグビーワールドカップ日本代表の活躍などを例に「(日本は)インターナショナルになっている。それが力を生んでいる」と評価。
その上で、国際的な日本の「存在感」に触れる中で「一つの民族」に言及した。

 同日、同県飯塚市の国政報告会でも「2千年にわたって同じ民族が、同じ言語で、同じ一つの王朝を守り続けている国など世界中に日本しかない」と発言した。(豊福幸子)

西日本新聞社
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00010002-nishinpc-soci

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