トップ > 中日スポーツ > 格闘技 > 記事一覧 > 記事

ここから本文

【格闘技】

「うれしいけど制度を知らなかった」田中恒成がWBOでは日本人初のスーパー王者に認定

2020年1月14日 17時4分

田中恒成

写真

 ボクシングのWBO世界フライ級王者・田中恒成(24)=畑中=が、WBOからスーパー王者の認定を受けた。14日、団体側が発表した。

 申請した畑中清詞会長(52)によると、スーパー王者は階級を変更すると新階級で指名挑戦権を得られる。同スーパーフライ級王者の井岡一翔(30)=Reason大貴=との直接対決への期待が、さらに高まる勲章ゲットとなった。

 WBOが定めるスーパー王者の条件は「主要4団体でWBO以外の王座を統一」「WBO王座を10度以上防衛」「10度に満たずとも内容や技術面が高評価」のいずれか。世界タイトル防衛計6度の田中は、世界最速タイの12戦目での3階級制覇など、3番目に該当したとみられる。

 同団体では初の日本人スーパー王者という快挙にも、当人は「うれしいけど、制度を知らなかったんで…」と苦笑い。今後については「そろそろ答えを出さないといけないけど、1つ上の階級で誰とやりたいというこだわりはない」と話した。

 陣営は2月にも“進路”を発表する予定。畑中会長は「(指名挑戦権は)非常にありがたい特典。次を考える上で後押しになる」。明言は避けたが、スーパーフライへの転級に前向きな姿勢を示した。

 

この記事を印刷する

PR情報

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ