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2020年1月14日 20時22分
トヨタ自動車の栗林(左)と中京大中京高の高橋
中日は14日、名古屋市中川区の選手寮「昇竜館」で今秋の2020年ドラフトへ向けた第1回スカウト会議を開いた。1位候補に中京大中京高・高橋宏斗投手(17)、トヨタ自動車・栗林良吏(りょうじ)投手(23)をはじめとする12選手をリストアップ。松永編成部長は高橋をソフトバンク・千賀と、栗林を同・武田、広島・大瀬良とダブらせた。新たにスカウトの担当地区の垣根を越えたクロスチェック体制を敷き、東海地区の金の卵を発掘することも決まった。
米村チーフスカウトの言葉に球団のスタンスが表れる。「私がやっている以上、この地区を重視する考えは変えない。ファンの皆さま愛されてこその球団。地元密着、地元の選手を大切にしたい」。岐阜県出身の根尾、愛知県出身の石川に続く1位指名も東海地区出身が重視される。
好素材だから1位指名したくなる。候補の注目は中京大中京高の高橋とトヨタ自動車の栗林の150キロ右腕コンビだ。
高橋は愛知・尾張旭市出身右腕。昨年11月の明治神宮大会では優勝に貢献した。米村スカウトは「勝てるピッチャー。先発、完投できる。センバツで跳ねたら、どこかの球団の1位指名が確定するかもしれない」と評価した。
速球、変化球を同じ腕の振りで投げられる。松永編成部長は「真っすぐに落ちる球もある。プレッシャーは掛けたくないけど、あえて言うなら」とした上で、似ているタイプにソフトバンクのエースで東京五輪での金メダルも期待される千賀の名前を挙げた。
もう一人の栗林は同県愛西市出身。愛知黎明高から名城大へ進学し3年時は大学日本代表入り。トヨタ自動車に入社した。150キロ台の速球を連発するパワーピッチャーで「ボールの威力は十分。全体として低めにコントロールできるようになったら一級品」と米村スカウト。松永部長は速球の威力と伸びしろを考慮し「(ソフトバンク)武田、(広島のエース右腕)大瀬良」とした。
スカウト陣の頭脳をフル活用する。東海地区担当は近藤、佐藤、清水の3スカウト。定期的に関西地区担当の山本チーフ補佐、関東地区の正津スカウトを呼ぶ。「選手の変化や進化に敏感でいられるようにするための新たな試み」と松永編成部長は説明した。
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