Instagram（インスタグラム）では、他人の「いいね」が見えなくなる施策が始まっています。
現在では、世界で7か国でいいねが見えなくなる施策が始まっていて、日本もテスト対象に入っています。
テスト対象となっている国はこちら
日本
オーストラリア
ブラジル
カナダ
イタリア
こちらの7か国がテスト対象となっています。
なぜ「いいね」が見えなくなるのか？
インスタグラムがユーザーのいいねを見えなくなるようにしようとしている理由は、ユーザーがいいねを気にしないで、インスタグラムを楽しんで欲しいという運営の想いがきっかけです。
いいねが少ない投稿は消されてしまったり、人の評価に流されながら、SNSをしているという現状にインスタグラムサイドが不満を持っています。
このような使い方は、本来の使われ方、〈写真を楽しむ〉という目的から外れてしまってきていて、この施策で元のレールへ戻そうとしています。
いいねが見えなくなるとどうなる？
いいねが見えなくなると、人の評価に左右されずにインスタグラムを楽しむことができます。
常に周りを意識している若者は、この機能が完全にスタートしたら、気持ちが楽になるユーザーがたくさんいるのではないでしょうか。
また、インスタグラムをビジネスツールと使っている人にとっては、いいねがなくなるということが不便と働くかもしれません。
いいねが見えなくなることにより、インフルエンサーの選定が難しくなり、選定の精度が下がるかもしれないと頭を抱えている人もいるそう。
日本ではもうすでにはじまっている
いいねが見えなくなる施策に日本が入っているのに、「なんにも変わってない！」と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、誰でもいいねが見えなくなっているわけではないんです。
インスタグラム側からユーザーをランダムでテストユーザーに指定していて、テストユーザーに選ばれた人が、いいね非表示となっているのです。
テストユーザーの画面はどのように表示されているのか
上の写真がテストユーザーに選ばれた人の画面です。いいねの欄を見ると、件数が隠れているのが分かると思います。
下の写真がまだいいねを見ることができる状態です。
いいねが見えないだけで投稿イメージの感じ方が若干変わるように感じる方もいるのではないでしょうか？
テストユーザーに選ばれた私は、いいねが見えないというのはまだ変な感覚がします慣れないと若干気持ち悪さがあるかもしれません。
テスト期間が終了した後には、全ユーザーがいいねが見えなくなる可能性が高いでしょう。
いいねが見えなくなるのは賛否両論
いいねが見えなくなることが喜ばしいユーザーは、主に学生が多いと言われています。
学生たちの間で、いいねを強制されられる、クラスの中心人物にいいねをしないとその人の気分を害してしまいめんどくさい事態になる、ということが実際に起こっているそう。
そんな方はSNSを使うことが正直ストレスになっていたりするそうです。いいねがなくなることで、投稿のいいね件数を気にしなくて良くなるので、そういった方には、とっても嬉しいアップデートとなることでしょう。
いいねをたくさん獲得するために、日々の投稿を意識しているような方や、たくさんのいいねが付けられることをアピールできるインスタグラマーにとっては、このアップデートは多少やっかいなものとなるかもしれません。
また、ビジネスツールとしてインスタグラムを使っている方もインフルエンサー選定が困難となる場合が考えられています。
まとめ
Instagram（インスタグラム）のいいねがなくなることで、嬉しい方もいれば、寂しいと思う方もいます。
インスタグラムがなくなることがないと言われている「いじめ問題」に目を付けて、こういった対策をとっているということは、とても素晴らしいことです。
住めば都。いいねがなくなったらなくなったで、きっとすぐに慣れるはず。
まだ完全に撤廃されていないので、この対策が絶対にいいとは断言はできませんが、この先もインスタグラムは世界的に人気であり続けるSNSだということは間違いないでしょう。