ExcelでA4サイズの用紙(横向き)に下のような予定表を作成する方法です。
ページ設定
まず、ページ設定をします。
メニューバーの[ファイル]から[ページ設定]をクリック。
[ページ設定]ダイアログボックスの[ページ]タブをクリックします。
[印刷の向き]で[横]のオプションボタンをクリックします。
[用紙サイズ]は[A4]になっていることを確認してください。
もし、そうでなければ▼ボタンをクリックして[A4]を選択してください。
設定、確認ができたら[OK]ボタンをクリックします。
印刷範囲の確認
標準ツールバーの[印刷プレビュー]をクリックして、印刷範囲を確認します。
下のようなメッセージが表示されますので、[OK]ボタンをクリックします。
印刷範囲を確認できますか?点線の範囲が印刷範囲になります。セル[A1]からセル[N36]までですね。
タイトルの入力
セル[A1]にタイトルを入力します。任意のタイトルでかまいません。
ここでは、[9月予定表]と入力します。
曜日の入力
セル[A2]に[月]と入力確定します。※月曜日の意味での[月]です。
再度、セル[A2]を選択して、フィルハンドル(+)にマウスポインタを合わせて、下のように+になったときにセル[G2]までドラッグします。
[月]から[日]まで簡単に表示できました。
オートフィルという機能です。以下の記事を参照してくださいね。
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オートフィルによるデータの入力
オートフィルは元になるセルの■(フィルハンドル)をドラッグして、上下左右の隣り合ったセルにデータを入力します。 文字列や数値のコピーもできま ...
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連続データの簡単入力(フィルハンドルをドラッグ)
Excelで連続データを簡単に入力する方法です。いくつかの方法がありますので、目的にあった方法で入力してください。 フィルハンドルをドラッグ ...
選択したまま、まとめて書式を設定してしまいましょう。
ここでは、フォントサイズは[20]、中央揃え、塗りつぶしの色から[薄い黄]を選択しました。
日付の入力
日付を入力していきます。1日の曜日のセルを選択して[1]と入力します。
ここでは、セル[D3]に[1]を入力します。セル[G3]までドラッグします。
[オートフィルオプション]ボタンをクリックして、[連続データ]をクリックします。
同じようにセル[A4]に[5]と入力してセル[G4]までオートフィルをかけます。
次々にオートフィルで連続した日付を入力して、下のように作成します。
罫線の設定
セル[A2]からセル[G7]まで範囲選択して、罫線ボタンから[格子]を選択します。表らしくなりましたね。
今度は、列幅や行の高さを調整します。
列幅の調整
A列からG列まで選択します。(列番号の上にマウスを合わせて下の形のときにドラッグします)
列番号の境界線(選択範囲内の列番号であればどこでもいいです)にマウスポインタを合わせて、下のようにマウスポインタの形が変わったときにドラッグして、幅[18]にします。
行の高さの調整
行も下のように高さを調整します。1行と2行は[30]、3行から7行は[84]に調整します。
以下の記事も参考にしてくださいね。
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列幅と行の高さの調整
列幅や行の高さは、列番号の右側の境界線や行番号の下側の境界線を、クリックしたままの状態にするとポップヒントに表示されます。 行番号と列番号の ...
日付をセルの左上に
日付の数字はセル内の左上の位置に置きたいですね。
セル[A3]からセル[G7]までを範囲選択します。ズームボタンで[75%]ぐらいにすると、選択しやすくなるかもしれないですね。
選択範囲内で右クリックして、ショートカットメニューの中から[セルの書式設定]をクリックします。
[セルの書式設定]ダイアログボックスが表示されます。
[セルの書式設定]ダイアログボックスの[配置]タブをクリックします。
文字の配置から横位置を[左詰め]、縦位置を[上詰め]にします。
ついでにフォントサイズも変更しましょうか?
[フォント]タブをクリックします。
サイズを[16]に設定して、[OK]ボタンをクリックします。
ここでフォントについての細かい設定ができます。お好きなように設定してみてくださいね。
日曜と祝日を赤い色に
日曜の数字を赤くします。
日曜の列、セル[G3]からセル[G6]を選択して、[フォントの色]から[赤]を選択します。
おっと、祝日がありますね。
[19]と入力したセルをクリックした後、[Ctrl]キーを押したままと[23]と入力したセルをします。2つのセルが選択できます。
そして、[F4]キーを押します。2つのセルの文字が赤くなりませんか?
[F4]キーは直前の操作の繰り返しのときに使えます。
同じようにして土曜日の数字を青くしました。
だんだん出来てきました。あと少しです。
タイトルを中央揃えに
最後にセル[A1]の文字を表の中央に配置して文字の大きさも調整しましょう。
セル[A1]からセル[G1]を選択して[セルを結合して中央揃え]のボタンをクリックします。
選択したまま、フォントサイズを[20]、太字の書式設定にしました。
斜体にしたり、お好きな設定にしてくださいね。
印刷時の確認
出来ましたね。[印刷プレビュー]ボタンをクリックして印刷した時の状態を確認します。
どうですか?
ページの中央に配置したい場合や、このあと印刷するときのことは、ページの中央に配置を参照してくださいね。
A4の用紙の縦向きに予定表を作る方法は、以下の記事で解説しています。
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予定表の作り方(A4サイズ縦向き)
Excelで、A4サイズの用紙に簡単な予定表を作成してみましょう。 印刷範囲の確認 まず、A4サイズの印刷範囲を確認しましょう。 標準ツール ...
こういう実用的な表を作りながら、Excelの基本操作を少しずつ学習していただければ嬉しいです。
参考Excelで禁煙ポスターを作成する方法も解説しています。