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人工知能

中国の裁判所、AIが生成した文章に著作権を認める 22

ストーリー by headless
要件 部門より
中国・深セン市の地方裁判所、南山区人民法院がAIの生成した文章に著作権を認めたそうだ(VentureBeatの記事China Dailyの記事[1][2]人民網の記事)。

この裁判はTencentのAIライター「Dreamwriter」が生成した株式市況記事について、無断転載したWebサイト網貸之家(wdzj.com)の親会社をTencentが訴えていたものだ。裁判所ではDreamwriterが生成した記事が独自の選択・分析・判断を含んでおり、言語の著作物の要件を備えていると判断。被告に1,500人民元の賠償金支払いを命じたとのこと。

AIの生成物に著作権が認められるかどうかについては昨年、米特許商標庁(USPTO)世界知的所有権機関(WIPO)が相次いでパブリックコメント募集を行っている。

関連リンク

  • by Anonymous Coward on 2020年01月13日 18時31分 (#3744452)
    著作権者は誰になるんだろう。
    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      普通にそのプログラムを使って作った人でしょ。
      Photoshop使って作った画像の著作権は、Photoshopを使って作った人ですよね?

    • by Anonymous Coward

      AI事態に著作権が認められれば、将来的にタックスヘイブンのデータセンターにあるAIが
      あらゆる著作権を保有しそう

      もちろん実質権利者は別にいるがたどれないやつ

  • それ以前に (スコア:0, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2020年01月13日 17時38分 (#3744421)

    中国ではニュース記事に著作権はない、2010年の改定でもそうなってる
    だからネット上では転載し放題になってる
    この判決自体おかしい

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2020年01月13日 19時27分 (#3744476)

      中国の著作権保護 何が起きているのか(2019/10/27)
      https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51438740W9A021C1TCJ000/ [nikkei.com]

      この記事で、著作物保護について聞かれた中国国家版権局版権管理局局長が「19年はニュース記事の盗用や改ざん、写真の盗用や映画の盗撮などの取り締まりに力を入れている」と答えている。
      このことから、ニュース記事の無断転載が横行していること、ニュース記事にも著作権があることが読み取れる。

      「中国ではニュース記事に著作権はない」「2010年の改定でもそうなってる」のソースはある?

      • by Anonymous Coward

        2010年の中国の著作権法にニュース記事は著作権はないと書いてあるよ

        https://zh.wikisource.org/wiki/ [wikisource.org]中华人民共和国著作权法_(2010年)

        第五条 本法不适用于:
          (一)法律、法规,国家机关的决议、决定、命令和其他具有立法、行政、司法性质的文件,及其官方正式译文;
          (二)时事新闻;
          (三)历法、通用数表、通用表格和公式。

    • by Anonymous Coward on 2020年01月13日 20時53分 (#3744524)

      そもそもニュース記事とは言ってないよね

      > 独自の選択・分析・判断を含んでおり、言語の著作物の要件を備えている

      って明言されてるし

    • by Anonymous Coward

      ニュースじゃない、ニュースじゃない、ほんとのことさ

    • by Anonymous Coward

      s/ニュース記事に//g
      じゃないの?

  • by Anonymous Coward on 2020年01月13日 18時27分 (#3744447)

    AIぶん回して思いつく限りのフレーズやプロットを作って著作権を主張すれば良いのね

    …ビットコイン×宝くじかな?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      日本の裁判例では、著作物を利用したという判断基準にひとつに「依拠性」があり、表現がたまたま一致しただけならば著作物を利用したことにはなりません。
      著作物を無断で利用されたと主張する側は、それが偶然の一致ではない(相手が意図的に著作物を無断利用した)ことを立証する責任があります。

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