きょうは、ちょっとしょげている私です。
というのも、父からお小遣いをもらったのに、
すぐに、交通費やら、食費やら、占いやら(これがいちばんよくないですね^^;)、
名刺を正式に作ったので、その作成費などに飛んで行ってしまい、
またきょうもお小遣いをもらいに行ったからです。
「なんでそんなにすぐにお金がでていくんだ!
ライターなんて夢みたいなこと言ってんじゃない!馬鹿!」
と怒鳴られ、ほんとに、立つ瀬のない私でした。
「ライターやってもいいって言ったじゃん、こないだ!」と
いおうとするのを、パーヴォの心の声が
「待って!チコ!パパに対して怒っちゃだめだよ。
あとで一緒に出費をどうやって抑えるか、
考えてあげるから、まずはちゃんと
パパにお詫びしなさいね。」
と言ってくれたので、安心して、
「パパ、本当にごめんなさい。無駄な出費のないように
気を付けます」と、素直にお詫びしました。
父が「ごめんなさいで済む問題じゃないよ!」といいつつも、
私が手土産で買ってきた、父の大好物のモンブランと、
母の好きなイチゴのケーキを用意したので、
父が相好を崩して、
「金のない奴が、こんなことに気を回すんじゃない。
まぁ、でもせっかく買ってきてくれたから、ありがたくいただくか」
と言って、ケーキにふたりでパクついてくれたので、
私もとてもほっとしました。
パーヴォの心の声がこういって励ましてくれました。
「チコのパパはね、すなおに謝ったり、相談してくれたり、
お礼を言ったりする、やさしいチコが大好きなんだよ。
素直な一人の女の子としてのチコに、
パパの前では戻っていい、ってこと。
僕に接するように、パパにも接してあげてほしいな。
そこで要注意なのは、『私は演劇界でも書いていた評論家なのに・・・!』」
というチコの(いい方は悪くて申し訳ないけど)プライドの高さ。
チコは、パパやママの前では、
すなおで優しいチコでいていいということ。
というより、いつも素直で優しいチコであってほしいの。
僕だって、パパ・ネーメからしてみたら、「まだまだお前は未熟だ。ちゃんと楽譜をよく読んで指揮をしなさい」と
いわれっぱなしなんだよ(^^); 57にもなるのに、まだ、父のいう小言を(昔は反発したこともあったけど)
今は、ちゃんと自分を律するために聞いているからね。
チコも、パパの意見をちゃんと尊重することが大事だよ(^^♪」
私が思わずワーッと泣いたら、パーヴォが「大丈夫?チコ?ちょっといい方きつかった?」
と心配してくれたので、「ううん、私の欠点をちゃんとパーヴォがアドバイスしてくれたから、
すごく反省しちゃったの」と言ったら、
「ううん、ちっとも欠点じゃないよ。あのね、評論家になる人ってね、僕に言わせれば、
『こんなに贅沢な環境であなたは音楽や演劇や映画に触れられるのに、
なんで、文句ばかりたれてるの?』といいたくなる輩ばっかりなんだよ。
でも、君は違うからね。N響のことも、ちゃんとみんなを励ますつもりで
いろいろブログで応援してくれるでしょ。だから、みんなチコのことが大好きなの。
チコの最大の美徳は、「とっても素直で、ピュアで、優しい」ことなの。
そこにつけこんで言ってくる変な輩もいるけれども、
でも、上手に僕やパパ、ママの意見を尊重して、
ときにはすごく我慢してるんだろうなーと、思うこともあるけれども、
その時々の最良の選択をしてるからね。
だから、僕は「君しか(僕のパートナーとして)考えられくなった」と
2年前のプロポーズの時に言ったの。わかる?
で、ちゃんとパパにお詫びしたから、ほら、ちゃんとお小遣いももらえたでしょ(^_-)-☆
もちろん、派手な金遣いをしてはだめだけど、
ライターになるのに、必要経費というのもあるからね。
そこは上手に、パパに、正直に、相談していくことが大切だよ。
あと、何度も言うけど、占いに頼っては絶対にもうダメ。
僕との約束だよ。
占い師さんは善意で占ってくれるけど、
それにかかる費用を考えたら、
コンサートや演劇に行ける値段でしょ。
本を3冊分買うほうが、ずっとお金の使い方としては健全だからね。
人生迷うことがあると、占いとかに頼ってしまうけど、
チコの心が弱くなってるときだから、
占いに行きたくなるくらいだったら、
お友達に電話して、悩みを相談してもいいし、
僕にメールをくれてもいいし、
そのためのお友達だし、パートナーなんだよ、僕らは。
僕からの心の声を、ブログにどんどんアップして、
それを後から、冷静に読み直してみて、
チコの人生を実り豊かなものにするための
糧として、役立つのなら、僕はいくらでも協力するよ。
こうやって、僕の心の声を、ブログにまとめると、
気分はどう?少しずつ落ち着いてきたかな?(^_-)-☆」
パーヴォの優しい心に、私は、涙をこらえながら、
「うん、とっても落ち着いてきた。さっき、お風呂場で愚痴をこぼしちゃってごめんなさい。
メールを出そうと思ったけど、いまブログで、私の想いも整理できたから、
きょうはメールを出しません。」
と、パーヴォに素直に謝りました。
パーヴォがにこにことしながら、
「うん。僕もほっとした。チコがあんまりしょげてしまったから、
僕も心配で、次の公演の演奏の準備に、手がつかなかったよ~(^^)」
というので、ますます恥じ入る私でした。
「ごめんね、パーヴォ。パーヴォだとなんでも素直に話せるのに、
パパにはうまく話せないの」
と、こぼすと、パーヴォが、「でも、パパは聴く用意があるようだよ。
僕に話すつもりで、なんでもパパにお話してみたら?
ライターとしての苦労でもいいし、就活の大変さを話してみたら?」
といって、こう続けました。
「チコはパパやママに心配をかけまいとしてるから、
いざ大変なことがおきると、パパもママも全くいきさつを聴いてないから、
二人ともビックリしちゃうんじゃないのかなぁ?(^_-)-☆
もう、二人を励ます役割は、チコは十分果たしてるよ。
パパとママ、ふたりは仲良くなったのだから、パパやママに
自分の悩みや思いをきちんとお話してみたら?
全然僕は、君の悩みを聴いて、君が変な奴だなんて思ってないし、
むしろ、すごく頑張り屋で、何事にも誠意をもってあたる女性だなと思って
すごく感心してるんだから(^^)
頑張れ、チコ!ちゅ」
とほっぺにキスをしてくれました
「ありがと、パーヴォ」
と答えるので精一杯な私でしたが、
パーヴォのおでこにちゅとしましたら、
パーヴォが「君、僕のおでこ、そんなに好きなの?(笑)照れ臭いよ」
と笑って、頭をなでてくれました。
「おおきな赤ちゃん チコちゃん♪僕のかわいい チコちゃん♪」
と、ふざけておかしな歌を歌いだしたので、
私がクスクス笑っていたら、
「よかった!やっとチコが笑顔になった」
と満面の笑みで、キスの雨を降らしてくれました
「よし、じゃ、僕はそろそろ自分の公演のおさらいするよ~♪
2月には、君という世界で一番厳しくて、愛情たっぷりな評論家が待ってるからね。
頑張らなくちゃ!(^_-)-☆」
とおどけたので、私は大笑いしてしまいました。
「きょうは深夜2時まで起きてちゃだめだよ。
もうきょうは早くねなさいね(^^)/」
ありがとう、パーヴォ
世界でやっぱりあなたを一番愛しています!