東都大学野球の東洋大は12日、埼玉県川越市のグラウンドで、ドラフト候補のエース右腕、村上頌樹投手(3年・智弁学園)がソフトバンクのスカウトが視察する前でブルペン投球した。主将で主軸の山崎基輝捕手(3年・愛工大名電)を相手に57球を投げて「握りを変えたスライダーもよくなってきた。進路はプロ一本で考えている。日本一になりたい」と高校時代に続いて大学でも頂点を誓った。
村上は昨春リーグ戦で6勝を挙げてMVPに輝きながら秋は3勝。「目標は10勝。通算20勝したいので最低でも8勝はしたい」。グラウンドは人工芝の張り替えが完成して気持ちも新た。2季ぶりのリーグ優勝を目指す。
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