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2020年1月10日 紙面から
5G5アシストを初年度の目標に、トップチームでの活躍を見据える石田凌太郎=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(高畑章撮影)
ここ数年の低迷脱却を目指す名古屋グランパスには今季、高卒3新人が加入する。イタリア出身のマッシモ・フィッカデンティ監督(52)の下で再出発するチームで、活力となることが期待される。「Forza!(フォルツァ=イタリア語で“頑張れ”)」の声に押され、プロとして第一歩を踏み出す3選手を紹介する。
あの日の決意を実らせた。グランパスU-18から昇格するDF石田凌太郎(18)が、再びトップチームの一員として戦う時が近づいた。
初出場は2018年8月、天皇杯3回戦・広島戦(1●4)。2種登録選手として、MFで先発出場し、前半18分には得点をアシスト。縦への推進力に手応えを感じた64分間だった。
「僕のターニングポイント。あれからプロに入るための意識は変わった。もう1度このピッチに立って輝きたいな、と」
4歳上の兄を追ってサッカーを始め、小4で下部組織入り。U-12時代は、佐賀監督(現・仙台ジュニアユース担当)から果敢なプレーの重要性を口酸っぱく説かれた。当時授かった「失敗は成功のもと」という教えは、今も忘れない言葉だ。
チーム事情に応じてFWやMFをこなしてきたが、昨年途中にサイドバック(SB)への転向を監督に直談判した。
「SBで出場できないなら使ってもらわなくてもいい、くらいの気持ちで伝えました」
その背景は、SBには圧倒的な存在が少なく、世界でも輝く余地があると考えたから。「言ったからには責任を感じました」。それでも覚悟を決める上で、いい決断と思っている。
昇格の内定後、佐賀さんに連絡した。「『リフティングができなくてもプロ選手になれると、仙台の子どもに伝えておく』と言われました」。リーグ戦では、プレーで恩返しする機会も控える。
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