日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が12日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で自主トレし、11日の全国大学選手権決勝で11年ぶり16度目の優勝を果たした早大ラグビー部にあやかった好成績を挙げることを誓った。
国立競技場で実際に決勝の試合を観戦した後には球団を通じて「本当に感動しました。荒ぶる最高!」などとコメントを発表したが、一夜明けても興奮が冷めやらない様子。あらためて感想を聞かれると「今もにやけが止まらないです。魂をゆさぶられたのは確か」。早大が日本一になった時だけ歌うことが許される伝統の「荒ぶる」を一緒に歌ったことも明かし、「聞けてよかったです」と笑みをこぼした。
自身の気持ちも“荒ぶる”ようで、この日の自主トレでは約50スイングのティー打撃を行った。終了後には「気持ち良くバットが振れました。順調です」と大きな手応えを感じた清宮。3年目での飛躍に向け、「正月は良いスタートを切れていると思うので、乗っかっていきたいです」と言葉に力を込めていた。