74:質問いろいろXⅦ

 お久しぶりです。

 そろそろ2019年も終わるということで、最後になんか書くかーと思ったがなにも思いつかなかったので一年の締めくくりも質問回です。

 早速いってみよう。


■公式のツイッターは主に宣伝に用いられると思うのですが、

 ブランドによっては製品情報に加えて、ユーザーに対していいねやRTをしてくれるブランドも多くあります。

 (自分の追いかけているブランドでいうとサガプラ様やmirai_soft様などになるのですが)

 それらを運営しているのはどこになるのでしょうか。ブランドの上層の方になるのでしょうか、それともそれ専用の担当の方がいるのでしょうか



 基本的にはスタッフの誰かがやってる。

 広報とか代表がツイッターの更新をしていることが多いんじゃないだろうか。



■ひょうろくだま先生がカクヨムにおいて書かれている文章の口調と、先生が本業で書かれている作品の登場人物の口調はやはり似ていたりするのでしょうか



 ノーコメント。



■友人キャラ(サブ男)はエロゲにとって必要不可欠なのですか?

 友人キャラが苦手なので新作情報を見てキャラ紹介で友人キャラが居るとそれだけで予約を躊躇します。


 サブ男とのやりとりが好きだというユーザーが多いから入れてる。

 実際、サブ男とのやりとりは好評であることがほとんどだ。


 最近は質問者のような好みにあわせたゲームも増えているから、そういう作品を買えばいいんじゃないかな。



■ぬきたしについて、

 プレイされたことはありますでしょうか?


(中略)


よくもまぁ、あんなネタの豊富なテキストを大量に考えつくなと思うのですが、どのようにして引き出しを作っているのでしょうか? ひょうろくだまさんはシナリオライターとしてあのような言葉遊びを思いつくような訓練(?)などをされたことはありますか?



 今まで嗜んできた創作物によって培ってきたんじゃなかろうか。

 だいたいのクリエイターは思春期に出会った作品によって下地ができて、そこから新しいものをどう取り入れていくかで生き残れるかどうかが決まるように思う。


 訓練というほど大げさなものではないが、自分を伸ばすための勉強は一部の天才を除いて誰もがやっているはずだ。



■最近シナリオライターさんがお互いの作品の宣伝や勉強会宣伝

 仕事募集などをRTしあってるの以前よりよく見かけますが、

 物凄い失礼な質問になりますが

 パイが減ってる中でシナリオライター募集系のツイートはRTするより

 胸に留めて自分で応募しようという

 抜け駆けみたいなこと考えたりはしないですか?



 生活できているライターのほとんどは、コネで仕事を確保しているからわざわざそういった募集に応募する必要がない。

 RTしているのはそういう立場の人がほとんどじゃなかろうか。


 あとは、そのメーカーと付き合いがあるから友人としてRTすることもある。



■あと、シナリオライターがやる宣伝

 ユーザーに伝わってる、効果が実感できる感触ってありますか?

 言い方が凄く悪いですが同じライタークラスタ内で義理でRTしあって

 ユーザーには届いていないようにも見えます。



 ない。

 宣伝するならイラストレーターの拡散力の方が圧倒的に強い、ライターのツイートが伸びるのはだいたい公式やそういう拡散力のある人がRTしたときだ。


 ぶっちゃけた話、ライター同士でRTしあうのはあなたの仰るとおりあれは馴れ合いとマウント合戦の一つでしかない。

 お前より売れている俺がRTしてやんよ、的な。(もちろんそれがすべてではないが)


 さすがにそれは悪くとりすぎだろって思うだろうが、ライターだけの飲み会とかマジでマウントの取り合いが酷いからな。

 ツイッターでのリプライでもその片鱗がたまに見え隠れしているから、ライター同士のやりとりをよく見ている人なら、なんとなくわかってくれるんじゃないだろうか。



■最近中堅クラスのメーカーでも独立する

 シナリオライターさん増えているような気がしますが

 ある程度キャリア積んだらメーカーに居るよりフリーでやった方がいいという

 判断なのでしょうか?



 ちゃんと仕事がもらえる力量があるなら、フリーの方が儲かる。

 これに尽きる。

 あと、社内のめんどくせーしがらみからも解放される。


 福利厚生がしっかりしている会社だと、「不満はあるけどなんだかんだで給料いいから」と独立しなかったりもするし、実際フリーだからこその面倒(確定申告とかもろもろ)はあるから、必ずしも独立した方があらゆる面でいいとは言えないが、ライターなんてのは、独立心が強いのかもな。

 会社の作品ではなく自分の作品が欲しくて独立する、なんて理由が多いのかもしれない。



 以上です。

 いただいた質問にはこれですべて返答できたでしょうか。

 もし抜けていたらそのうち追記いたします。


 それではまた来年。

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