まずは何を持って「和風住宅」とするのか?が難しい問題ですね。
1.例えば日本瓦の材質のままで「平板の形状」をした屋根の製品も
あるのですが、これなどは見た目が和風には見えませんから、
「和風」には入らないのでしょうね。
2.畳だけを敷くのであれば、今後とも一定の量は出るのでしょうが、
「床の間」や「仏間」まで作るのか?と聞かれれば難しいでしょうね。
それでは「質問」に対して分かる範囲で、お答えします。
①「他の回答者さん」も書かれていますが、今よりも「太陽光パネル」の
値段が下がった上に「家庭用蓄電池」の値段も下がるとなれば、
今の数倍の規模で「新築」=「太陽光完備」の時代になるので
特に屋根の材料自体が見えなくなりますから、値段の張る「陶器の焼瓦」
は減るでしょうね(その分だけ太陽光の費用に回すので)
こうなると「南に面した方流れの屋根」ばかりですから「南欧風」も
無くなって、更に「無国籍化」が進みますよ。
②畳は「賃貸物件」以外では一定の量は出るでしょうね。
※賃貸では転出時の「畳の表替えの費用」が問題化していますから
更に「和室」は無くなるでしょう。
畳が無い分だけ、歩行音の振動から下階との騒音問題は深刻化しますが。
③建築に掛ける予算が多くの方の場合には、ギリギリの額ですから
「数寄屋造り」や「純和風」の様な外観は、ある意味「趣味の世界」
ですから、予算的にも難しいですね。
日本の建築は「正しい英国風」を目指した訳でも、本気で
「南欧風」を目指してもいないので、あくまでも「和風」から
離れて「無国籍化」しただけだと思いますよ。
④未だに勘違いが多いのですが、どの様な複雑な形の家でも
「高断熱・高気密」の施工は可能です(取り合い部分は面倒ですが)
そう言う事なので「高断熱の家」=「真四角な家」ではありませんよ。
※但し、費用の話は別問題ですからね。
⑤もしこれからの住宅が「省令準耐火」の基準を満たして、
保険料金の「半額化」を目指すのであれば、
更に「和風住宅」は減る可能性がある。
普通の住宅は「M耐火」で火災保険料は計算されますが、
省令準耐火を選択すれば「T耐火」になるので、おおよそ「半額」で
同じ保障内容の保険に入れるのです(お得ですよ!)
但し、室内の全ての下地に「石膏ボード」を貼らないといけないし、
外壁は勿論の事、軒裏にも「耐火性能(窯業系サイディングでOK)」
を要求しますから「垂木」や「化粧野地板」が見える様な「和風」は
規定違反ですから、使えなくなります(残念ですが)
「結論」:
家の形や見栄えは多くの場合「予算」と「要求する内容」で
決まりますから、これから先に「和風」が増える事は無いでしょうね。
但し、日本列島は南北に長く、沿岸部にも山間部にも人は暮らしていて
長い時間を掛けて「今の家の形」を地域ごとに形成しましたから、
ただ単に「太陽光を載せたい!」だけで日本中の家が同じ形を
目指すべきなのか?については疑問点も残りますが、これなんかも
「建てる人の好みの問題」ですから、欧州の様に街並み規制でも
しない限りは時代に合わせた「勝手連風の家」になるでしょうね。
※欧州の国々では、多くの場合日本で言う「自治会の単位」で
どの様な家ならば建てても良いのか?と言う決まりを自分達で
決めますから、ドイツの街並みに「いきなり日本家屋」は建ちません!
しかし、我が国にはこの様な「面倒な仕組み」は無いので、
条例で「街並み保存地区」に指定しない限りは、京都の町屋の中に
突然マンションが建ってしまうのです。
「個人の予算枠」に「関係法規」に「街並みの規制」が
絡むので、どちらにしても「無国籍化」すると思います。
「補足」があれば「追記」が可能です。
ナイス:1
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質問した人からのコメント
回答日時:2014/8/19 20:53:53
8名の方有難うございました。kamapanさん何度も追記有難うございます。換気口ですがよほど近くでないと声は聞こえません。北海道は数を減らせば使用可能と思います。私も言う事がしつこいですが(笑) これからも助言お願いします。