海水魚の飼育にどっぷりハマってしまうと、飼育技術の成長とともに、水槽のサイズや本数まで成長してしまいますね!^^
特に私のように、採集を趣味にしていると、採集魚の生存率維持や長期飼育を確実にする為、採集魚の成長過程に合わせた複数の水槽が必然的に必要となってしまいます。
水槽を拡張するなり飼育スペースを充実させようと思っても、家族の協力や設置スペース、投資コストといったことが障害になってしまうケースが多いのではないでしょうか?
採集を趣味とする以上は、持ち帰った個体を確実に成魚へと長期飼育をおこなう為に飼育設備の確立は仕方のないことですし、採集家にとって最低限のマナーでもあります。
これを疎かにしてしまうと、毎年何匹もの採集魚を持ち帰っても、長期飼育はなかなか現実的なものにはなってくれません。
そこで、ご家族の同意(特に奥さん^^)と金銭的な内容は何とか漕ぎ着けてもらったとして、設置スペースについては、「平米がなければ立米で確保」することで解決できます!

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この画像は、我が家で使用している餌付け水槽(中段)と、餌付け後の個体をある程度の大きさまで成長させることを目的としたスペースの一時育成槽(上段)です。下段の扉部分は濾過槽スペースとなっています。
この様に二段にすることによって、飼育スペースに幅を持つことができます。
次の画像もスペース確保に苦労した方から製作の依頼を頂いた二段式のキャビネットです。
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この様に工夫すれば、飼育スペースは広がります。
飼育スペースの確保とは「スペースが無いから拡張できない」のではなく、「設置スペースは作るもの」なのです。
スペース確保にお困りの方も、色々と工夫して飼育設備を確立してみて下さい!