今回の話は、平成17年の10月だったと思います。
そろそろ、サザナミヤッコと出会えるかと思い、オーバーハングした岩棚の多い磯で採集した時の出来事ことです。
ウエットに着替え早々にドボン開始。一つ目の岩棚を覗き、次のポイントに移るため、深度の浅い溝を手で岩を掴みながら泳いで移動している最中、右手指先にガツンと激痛が走りました。
泳ぎを止め右手を見たところ、薬指の先端から大量の血が流れ始めました。
一体なんだ?と思い、マスクを付け直し水中を確認すると、ウツボが怖い顔して此方を威嚇しています。
あの激痛はウツボの目の前に手を出してしまった為、ウツボに噛まれたものでした。
潜り始めて早々10分程度の出来事でしたので、採集を続けたかったのですが、傷口がかなり深く全く止血する気配がありません。どうも縫わないとダメそうなほどの状態でした。
仕方なく、海から上がり車まで戻る途中も地面に垂れた血の量も相当なものでした。取敢えず薬指の根元を強く締め付け、血は滲むものの、何とか流れ落ちる状況は抑えられました。
その後、早々に帰路へと向かい、治療をおこなうために病院に行ったのですが、診察してもらうと「前例がないのでねぇ~」と意外な反応でした。
そりゃ前例がないのは当然でしょうけど、此方としては仮に止血しただけの状態なので、縫うなり治療をして欲しかったのですが、その医師は「犬などとは違うものの、動物に噛まれたので病原菌が入り込まない様消毒方法」に悩んでいたのです。
結局、「血は止まっているので、縫わなくても大丈夫」とのことで、消毒のうえバンソコを貼って終わりでしたので、「こんなんだったら、病院に来ても意味なかった」と思いました。
自宅に戻り、血が滲んだバンソコを交換する為に剥がしたところ、傷口が裂け、また大量の血が流れでてしまいました。
そんなことで、何とも哀れな一日だった思い出があります。
皆さん、磯では危険な生物が沢山います。無造作に岩に手を伸ばすと、私の様なショウモないアクシデントに遭遇しますので気を付けて下さい。
そろそろ、サザナミヤッコと出会えるかと思い、オーバーハングした岩棚の多い磯で採集した時の出来事ことです。
ウエットに着替え早々にドボン開始。一つ目の岩棚を覗き、次のポイントに移るため、深度の浅い溝を手で岩を掴みながら泳いで移動している最中、右手指先にガツンと激痛が走りました。
泳ぎを止め右手を見たところ、薬指の先端から大量の血が流れ始めました。
一体なんだ?と思い、マスクを付け直し水中を確認すると、ウツボが怖い顔して此方を威嚇しています。
あの激痛はウツボの目の前に手を出してしまった為、ウツボに噛まれたものでした。
潜り始めて早々10分程度の出来事でしたので、採集を続けたかったのですが、傷口がかなり深く全く止血する気配がありません。どうも縫わないとダメそうなほどの状態でした。
仕方なく、海から上がり車まで戻る途中も地面に垂れた血の量も相当なものでした。取敢えず薬指の根元を強く締め付け、血は滲むものの、何とか流れ落ちる状況は抑えられました。
その後、早々に帰路へと向かい、治療をおこなうために病院に行ったのですが、診察してもらうと「前例がないのでねぇ~」と意外な反応でした。
そりゃ前例がないのは当然でしょうけど、此方としては仮に止血しただけの状態なので、縫うなり治療をして欲しかったのですが、その医師は「犬などとは違うものの、動物に噛まれたので病原菌が入り込まない様消毒方法」に悩んでいたのです。
結局、「血は止まっているので、縫わなくても大丈夫」とのことで、消毒のうえバンソコを貼って終わりでしたので、「こんなんだったら、病院に来ても意味なかった」と思いました。
自宅に戻り、血が滲んだバンソコを交換する為に剥がしたところ、傷口が裂け、また大量の血が流れでてしまいました。
そんなことで、何とも哀れな一日だった思い出があります。
皆さん、磯では危険な生物が沢山います。無造作に岩に手を伸ばすと、私の様なショウモないアクシデントに遭遇しますので気を付けて下さい。