10日
20時39分
1分9秒

「就職氷河期」世代、初の全国団体発足

 バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った、いわゆる「就職氷河期」世代の当事者らで作る初の全国団体が発足しました。

 「当事者として、一緒に人生を取り戻したい人にきてほしいです。また、いままで自分に価値が無いんじゃないかとか、踏みにじられて自分なんかって思っている方にあきらめないで欲しい」(就職氷河期世代当事者全国ネットワーク 増山麗奈代表)

 10日、都内で開かれた全国団体の発足会見には、2000年前後に就職活動をした「就職氷河期」世代の当事者らが参加し、この世代をとりまく雇用環境の厳しさを訴えました。「就職氷河期」世代が中心となって全国団体が作られるのは初めてのことで、団体では今後、世代間格差の是正や「フルタイムで働けない人でも正社員になれる制度」など、待遇の改善を求めていく方針です。

 「就職氷河期」世代をめぐっては、政府も支援が必要として、今後3年間で600億円を超える予算を投じ、この世代の正規雇用を30万人増やすという目標を示しています。

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更新日時:1月11日 23時02分

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