2020年01月11日

取調べ時間(まとめ)

ゴーンさんに対する検察官の取調べ時間をまとめてみました。
2018年11月19日から2019年1月11までは、検察官から開示された取調べ状況報告書によります。
2019年4月5日以降はゴーン氏のメモ(日々の取調べ開始時刻や終了時刻を記録してもらった)によります。
なお、取調べ時間はその日の開始から終了までの時間であり、休憩時間も含みます。
ゴーン氏は、70日間、連日週末も休みなしに、弁護人の立ち会いもなしに、平均7時間の取調べを受けていたのです。

日付     曜日 開始時刻 終了時刻 取調べ時間
2018/11/19 Mon  17:13  19:29  2:16
2018/11/20 Tue  12:39  20:42  8:03
2018/11/21 Wed  19:18  21:31  2:13
2018/11/22 Thu  13:49  21:32  7:43
2018/11/23 Fri  13:36  19:54  6:18
2018/11/24 Sat  13:46  20:52  7:06
2018/11/25 Sun  13:49  20:55  7:06
2018/11/26 Mon  15:54  21:57  6:03
2018/11/27 Tue  13:39  21:24  7:45
2018/11/28 Wed  15:34  21:46  6:12
2018/11/29 Thu  13:13  20:35  7:22
2018/11/30 Fri  15:30  20:48  5:18
2018/12/1 Sat  13:21  20:13  6:52
2018/12/2 Sun  13:26  19:57  6:31
2018/12/3 Mon  13:15  20:46  7:31
2018/12/4 Tue  15:25  20:17  4:52
2018/12/5 Wed  15:16  21:25  6:09
2018/12/6 Thu  10:20  22:03  11:43
2018/12/7 Fri  13:05  21:48  8:43
2018/12/8 Sat  13:31  20:06  6:35
2018/12/9 Sun  13:20  20:56  7:36
2018/12/10 Mon  14:19  20:28  6:09
2018/12/11 Tue  18:57  20:50  1:53
2018/12/12 Wed  13:31  20:31  7:00
2018/12/13 Thu  13:20  20:25  7:05
2018/12/14 Fri  13:07  20:53  7:46
2018/12/15 Sat  13:24  19:57  6:33
2018/12/16 Sun  13:20  20:31  7:11
2018/12/17 Mon  13:45  20:06  6:21
2018/12/18 Tue  10:16  16:19  6:03
2018/12/19 Wed  13:23  20:57  7:34
2018/12/20 Thu  10:00  22:18  12:18
2018/12/21 Fri  10:15  19:52  9:37
2018/12/22 Sat  13:16  20:07  6:51
2018/12/23 Sun  18:05  20:59  2:54
2018/12/24 Mon  13:15  19:46  6:31
2018/12/25 Tue  13:01  20:55  7:54
2018/12/26 Wed  13:06  20:13  7:07
2018/12/27 Thu  15:47  20:45  4:58
2018/12/28 Fri  13:04  21:59  8:55
2018/12/29 Sat  13:20  21:34  8:14
2018/12/30 Sun  13:20  21:20  8:00
2018/12/31 Mon  13:15  16:13  2:58
2019/1/1   Tue  13:05  20:07  7:02
2019/1/2   Wed  13:26  19:58  6:32
2019/1/3   Thu  13:17  20:48  7:31
2019/1/4   Fri  13:12  21:58  8:46
2019/1/5   Sat  13:20  20:09  6:49
2019/1/6   Sun  13:08  21:13  8:05
2019/1/7   Mon  13:28  20:43  7:15
2019/1/8   Tue  13:42  20:43  7:01
2019/1/9   Wed  10:18  19:04  8:46
2019/1/11  Fri  13:03  13:51  0:48
2019/4/5   Fri  19:20  21:10  1:50
2019/4/6   Sat  13:30  19:30  6:00
2019/4/7   Sun  13:30  21:30  8:00
2019/4/8   Mon  18:30  21:30  3:00
2019/4/9   Tue  13:15  21:15  8:00
2019/4/10  Wed  13:00  21:20  8:20
2019/4/11  Thu  13:10  21:20  8:10
2019/4/12  Fri  14:30  22:00  7:30
2019/4/13  Sat  13:30  21:45  8:15
2019/4/14  Sun  9:50  20:50  11:00
2019/4/15  Mon  13:15  21:45  8:30
2019/4/16  Tue  14:30  20:40  6:10
2019/4/17 Wed  14:00  21:30  7:30
2019/4/18 Thu  13:30  21:30  8:00
2019/4/19 Fri  14:00  20:00  6:00
2019/4/20 Sat  13:30  21:15  7:45
2019/4/21 Sun  10:30  21:00  10:30




コメント一覧

1. Posted by bob   2020年01月11日 17:17
5


■ 警察・検察、犯罪的捜査取調べ等・・ 


世界最悪レベル、中世司法の数々 ★


日本の刑事司法制度においては、捜査段階における被疑者の取調べは、
弁護士の立会いを排除し、外部からの連絡を遮断されたいわゆる「密室」
において行われています。このため、捜査官が供述者を威圧したり、
利益誘導したりといった違法・不当な取調べが行われることがあります。

その結果、供述者が意に反する供述を強いられたり、供述と食い違う
調書が作成されたり、その精神や健康を害されるといったことが
少なくありません。

そのうえ、公判において、供述者が「脅されて調書に署名させられた」、
「言ってもいないことを調書に書かれた」と主張しても、取調べ状況を
客観的に証明する手段に乏しいため、弁護人・検察官双方の主張が不毛な
水掛け論に終始することが多く、裁判の長期化やえん罪の深刻な原因
となっています。

( 取調べの可視化(録画) → 全事件の3% のみ)


○ 日本弁護士連合会
https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/recordings.html



日本の司法機関(検察、裁判所)は、世界最悪レベル ★ 

犯罪人・引渡条約、締結国数

イギリス、115
フランス、96
アメリカ、69
韓国、  25 ※

日本、   2  ★

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AF%E7%BD%AA%E4%BA%BA%E5%BC%95%E6%B8%A1%E3%81%97%E6%9D%A1%E7%B4%84

※ 中国、及び中進国は、20~30 前後


2. Posted by あさ   2020年01月11日 17:39
ガキながらやべーと思わしてくれる
3. Posted by ぶたさん   2020年01月11日 18:08
5 休憩時間込みとはいえ8時間超えが当たり前のようにあり、12時間超えもあるのですが・・・
これほどまでとは
4. Posted by 孝一   2020年01月11日 19:39
5 取調べ時間に関する検察のウソを端的に暴いてくれてありがたいです。
検察庁という組織はいまだに被疑者の人権や良識ある主権者からの批判を何とも思っていないのですね。
我々の社会の底に人権意識の低さという澱がたまっていることにあらためて悲憤に駆られます。

今回の騒動で先生のことを知ったようなにわかですが、小人からの痛罵に堪えてなおも情報発信を続ける先生の意志を尊敬しています。
5. Posted by A   2020年01月11日 20:07
平均7時間? 意外と少ないですね。1981年に発覚した芸大事件の海野義雄は1日平均8時間50分の取調を受けています。調べが23時まで続いたこともありました。

なお海野に対する検事調べの様子はこのようなものでした。

・取調室内で、海野を再三にわたって大声で怒鳴りつけ、人格を侮辱する。
・取調べで海野が収賄を否定すると、突然書類を机上に叩きつけ、定規で机上を叩く。(指に怪我をするのではないかと恐れて海野は手を引っ込めた。)
・ボールペンを海野の眼前まで近づけ振り回す。逃れようとする海野の後頭部を手で押さえ、ボールペンを瞳近くまで突きつける。
・海野が腰掛けていたスチールパイプ製の椅子を突然足でけりつける(このため、海野が椅子から床に落ちて尻餅をつかされたこともあった)。
・海野を取調室の壁に向かわせて顔が壁に着くほど接近させ、直立させ、そのまま立っているように命じる。

ゴーンはこんなこと、されなかったでしょう。

なお海野への取調に対する東京地裁の判断は「本件の事案の性質や複雑さなどに照らし、ある範囲で必要やむを得なかったものと認められ」「合理的に許容できる範囲を著しく越えたものと認めることはできない」と、要するにこれぐらいの扱いは我慢しろというものでした。

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