お金の使い方が下手な人の特徴とは?上手くなるための方法を徹底解説

お金の使い方が下手だと悩まれている方は多いのではないでしょうか。ここではお金の使い方が下手な人と上手い人の特徴とその共通点や上手くなるための方法、参考になるコラムを紹介します。以上のポイントを参考にして下手なお金の使い方から抜け出しましょう。

お金の使い方が下手な人の特徴、上手くなる方法を徹底解説!

お金は使えるだけ使ってしまい、なかなか貯金できていないということはよくありますよね。


実際お金の使い方が上手でなく、借金をしてしまう人もいるのが現状です。


しかしこのままでよいのでしょうか?


中にはお金の使い方が上手く、少ないお金でもやりくりできる人もいます。


できるならお金の使い方が上手くなって、貧乏生活から脱却したいですよね。


そのような悩みを持つ方にこの記事では

  • お金の使い方が下手な人の特徴
  • 上手なお金の使い方
  • 上手くなりたい人のための方法
  • コラム1:お金の使い方が下手な彼氏はどうするべき?
  • コラム2:お金の使い方が下手なのは実は病気が原因だった?
を紹介します。


最後まで読んでいただけたら根本的な問題を見直すことができると思います。


ぜひ最後までお読みください。

お金の使い方が下手な人の特徴とは?

この世にはお金の使い方が下手な人と、上手い人がいます。


特にお金の使い方に気を使ったことはないけれどお金に苦労したことはあまりない人もいます。


そのような人がいる一方で、節約しようと考えていてもいつも貧乏で困っている人もたくさんいます。


ではお金の使い方が下手な人と上手い人にはどのような違いがあるのでしょうか。


まずはお金の使い方が下手な人の特徴から見ていきましょう



小さな出費が多い

お金の使い方が下手な人の特徴としてまず挙げられるのは、小さな出費が多いということです。


小さな出費が多いとはどのようなことを指すかというと、毎日のようにコンビニに行くだとか、食事は毎日外食で済ましているなどです。


一度の支払いは高額にはなりにくいですが、ちりも積もれば山となります。


例えば、朝ご飯をコンビニ、ランチと夜ごはんを外食にしたとします。


朝ご飯は大体パン2つと飲み物と後一品、最低限のものを買ったとしても500円くらいはします。ランチとディナーを安く抑えても外食であれば1,000円ずつはかかりますよね。


とすると1日にかかる食費は2,500円、1カ月にすると75,000円になります。


1日の出費は決して多くないですが計算してみると予想以上の出費になることもあります。

必要以上にケチである

これは意外だと思われた方も多いのではないでしょうか。


確かに、ケチであることは上手なお金の使い方であるともいえるので一概に悪いとは言えません。


日本の年金制度や老後の不安などから日本人は生活費を削り貯蓄に回そうとします。


しかし必要以上にケチな人はお金の使い方が下手な人に様変わりします。


例えば、テレビの購入を考えるとき、格安で手に入れたいと考え中古のテレビを買ったとしましょう。しかしそのテレビは古いために数カ月で壊れてしまい、また新しいものを買う必要が出てきてしまいました。


このように短期的には安いと思っても長期的には支払う額が高くなる場合があります。お金の使い方が下手な人には共通して、先のことを考えずにお金を使うという特徴があります。

ギャンブルが好き

ギャンブルを趣味程度にするのであれば問題はありません。


問題なのはギャンブルに依存することです。


ギャンブルは長期的にみると損をするようにできています。


気晴らしに少し遊ぶ程度なら構いませんが、ギャンブルで儲けてやろうなどと考え依存してしまうことは趣味ではなく、ギャンブル依存症という病気です。


ギャンブルをするのであれば、使う金額を守ったり、自分のルールを作るのが良いかもしれませんね。

お金の使い方が下手な人には他にどんな特徴がある?

これまで代表的な例を紹介してきましたが、お金の使い方が下手な人には他にどんな特徴があるのでしょうか。


箇条書きにしてまとめてみると

  • 無駄な出費を積み重ねてしまう
  • 長期的なお金の計算ができない
  • なんでも奢りたがる
  • 自制心が弱い
  • 買い物が下手
  • 飲み物を自動販売機で買う
  • 借金で借金を返済している
実はこんなにもたくさんの特徴があります。

自分はお金を使うのは上手だと思っていてもどれか一つは当てはまっているのではないでしょうか。

上手なお金の使い方とは?

これまで、下手な人の特徴を紹介してきましたが、自分に当てはまるところはあったでしょうか。


続いてはお金の使い方が上手い人の特徴を紹介します。


お金の使い方が上手い人は、どこにお金を使うべきかを知っています。


また短期的な考え方ではなく、より長期的に物事を考える傾向があるといえます。


今はお金の使い方が下手でもこれらの特徴を知れば、お金をうまく使えるようになるでしょう。


では具体的な特徴を紹介していきます。

交際費には積極的にお金を使う

早速意外な特徴かもしれません。


お金の使い方が上手い人はお金を使わないのではなく、積極的にお金を使います。しかし使う場面を取捨選択しているのです。


特に人間関係を構築する機会にはお金を積極的に使います。


たとえば職場の飲み会に参加しない人は、職場の人との関係性が薄くなりがちです。


一緒に飲み会に行くことでお互いの性格や悩んでいることをより深く知ることができ、仕事を円滑に進めることにつながる可能性があるといえます。

自己投資をする

投資と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、自己投資というのは、自分の価値を高めていくことです。


ではここでおすすめの自己投資を2つ紹介します。


1つ目は勉強をすることです。


英語でも、国家資格でも、お金についての勉強でも構いません。知識や技術を身につけておけば、将来に必ず活かせる機会が出てきます。知識は財産と思ってください。


2つ目は失敗することです。


何かに挑戦してください。そして失敗してください。


日本人は失敗をしなければ物事を本質的に学ぶことはできません。


経験は財産です


知識・技術・経験を得るために使ったお金は必ず何らかの形で返ってきます。

家賃が高くても会社から近くに住むべき

家賃が高くても会社から近くに住むべき理由は2つあります。


1つ目は時間に余裕が生まれることです。


会社から家まで10分かかる場合と、60分かかる場合の1カ月の通勤時間の合計を比較してみましょう。※通勤時間=1日の往復時間×週5日出勤×4週間を想定


  • 10分の人の1カ月の通勤時間合計:400分=6時間40分
  • 60分の人の1カ月の通勤時間合計:2400分=40時間

以上のように1カ月で33時間以上の差がつきます。30時間以上の時間は有効活用できると思いませんか?


2つ目は精神的に楽になることです。


毎日満員電車に長時間乗るのは苦痛ですよね。


これから働くのに働く前の出勤だけで疲れているようじゃ体は持ちませんし、精神的にも疲れてしまいます。


家賃は高くなるかもしれませんが、会社から近くに住むことで得られるメリットを考えると、他の娯楽費を少し節約して家賃にあてるのはとても上手なお金の使い方です。

財布の中身を整理する

財布の中身を確認することに何の意味があるのか疑問にいる人もいると思います。


では、今自分の財布にいくら入っているか分かる方はいらっしゃいますか


分かった人は自分の金銭管理がきちんとできている人です。


もし分からなければ、お金の管理が少し雑になってしまっている可能性があります。


毎日とまではいわないまでも、週に一度くらいは財布の中身から不要なレシートやカードなどを整理してみてはいかがでしょうか。


そうするだけでお金への意識が高まり、今使ってもいい金額を把握できると思います。

株式などに投資する

株式投資などで資金を増やすのは上級者向けのお金の使い方です。


株式投資にはリスクがありますが、銀行に預金しているときより大きなリターンを得ることができる可能性があります。


しかし、投資は余剰資金がある人にとってのお金の上手な使い方です


投資家は言ってしまえばお金の管理のプロフェッショナルです。普段の生活で生活費が足りないから、足りない分を投資で稼ごうと思う人にはお勧めできません


普段の生活が安定し、資金に余裕が生まれたら勉強を始めてもよいかもしれません。

下手なお金の使い方から脱却する方法

いままでお金の使い方が下手な人と上手な人の特徴を見てもらいました。


今紹介した特徴を振り返ると、お金の使い方が下手な人は

  • 小さな出費が多い
  • ケチである
  • ギャンブルが好き
以上のような特徴がありましたね。これらの共通点としてはすべて考え方が短期的であるということが挙げられます。

これに対し、お金の使い方が上手い人は
  • 交際費には積極的にお金を使う
  • 自己投資をする
  • 会社の近くに住むべき
などの特徴がありました。これらの考え方は長期的であるといえます。

目先の損得を考えてばかりでは、将来は不安定です。

それでは最後に、下手なお金の使い方から脱却する方法を紹介しましょう。

家計簿をつけよう

お金の使い方が下手な人は短期的な損得しか考えていないと同時に、自分がどれだけお金を使っているのか把握できていません。


まず、初めの一歩として家計簿をつけることをお勧めします。


家計簿をつけることで日々の収支が目に見えてわかりますし、さらに自分がどこでお金をたくさん使っているのか、無駄はどこにあるのか分かってくるはずです。


まずはお金の流れに無関心だった状態から抜け出すことが大切です。

家計簿

お金の上手な使い方で参考になる本

ここでお金の使い方で参考になる本を紹介します。


楽天節約部門で1位をとっている「節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本 節約・貯蓄・投資の前に(泉美智子著)」です。


この本はお金のそもそもの部分から、ライフプラン設計家計の現状把握の仕方などまとめてあります。


適切な絵と表があり、お金の本なのに読んでいて飽きないというレビューもあるほど読みやすい本です。ぜひ参考にしてみてください。

保険の見直しを考えてみよう

お金の使い方に悩んでいる方の中で、保険に加入している方も多いのではないでしょうか。

基本的に保険料は毎月自動的に引き落とされるため、節約をしようと考えたとき保険を見直すことはなかなか思いつきづらいです。

しかも保険は自分ではあまり理解しておらず、保険の営業マンに勧められてそのまま加入したというケースが非常に多いです。

そういう場合では、勧められるがままに自分には不要な保険に加入してしまっている場合があります。

つまり、今自分に必要のない保険の保険料を毎月支払っている可能性があるということです。

これはかなりもったいないです。

今の自分に必要ない保険は見直しましょう。

保険のプロが無料で相談に乗ってくれます。

コラム1:お金の使い方が下手な彼氏はどうすればいいの?

ある女性Aさんには1年以上付き合っている彼氏Bさんがいるのですが、Bさんのお金の使い方が下手すぎてAさんは困っているそうです。


彼氏のお金の使い方が下手な場合は以下のような強行手段に出るしかありません。

  • クレジットカードを止める
  • 週単位でお小遣い制にする
クレジットカードを止めたり、お小遣い制にしてしまえばお金の使いようがありません。

彼氏と彼女という距離の近い関係だからこそできることだと思います。

コラム2:お金の使い方が下手なのは実は病気が原因だった?

お金の使い方が下手な人は一見だらしないだけのよう見えますが、実は発達障害という病気が隠れている可能性があります。


どうやってもお金の管理ができないという方は発達障害を疑ってみることも大切です。


この発達障害の名前は自閉症スペクトラムといい、特定のものに強くこだわる傾向にあります。


したがって、一度欲しいと思ってしまうと借金をしてまでそれを手に入れてしまうこともあり、後になって借金が返せなくて困る人も少なくないようです。

上手なお金の使い方のまとめ

ここまで「お金の使い方」について解説してきましたがいかがでしたか?


この記事のポイントは

  • お金の使い方が下手な人は考え方が短期的
  • お金の使い方が上手な人は考え方が長期的
  • 上手にお金を使うために、無関心から抜け出そう
でした。

目先の損得にばかり注意を向けていると、いつになってもお金の使い方は上手くなりません。

最初は難しいかもしれませんが、家計簿をつけることで自分の周りのお金の流れを知ることから始めましょう。
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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