アシアナ航空機着陸失敗事故 当時の機長らを書類送検
2015年4月、広島空港でアシアナ航空機が着陸に失敗した事故で県警は、当時の機長と副操縦士を広島地検に書類送検しました。
この事故は2015年4月14日の夜、ソウル発のアシアナ航空機が広島空港に着陸する際、滑走路手前の無線設備に衝突して滑走路を外れて停止し、乗客34人が重軽傷を負ったものです。
警察はアシアナ航空機の52歳の当時の機長と40歳の当時の副操縦士を業務上過失傷害と航空危険行為処罰法違反の疑いで書類送検しました。
この事故をめぐって、国の運輸安全委員会は2016年11月、着陸をやり直す必要があったにもかかわらず、機長の判断が遅れたことが事故の原因とする報告書を公表しています。