出産して放置…男子死亡 29歳女を殺人容疑で逮捕 当時、タイ出身の母親は一時帰国 一人で出産か
産んだばかりの男の赤ちゃんを自宅に放置して殺害したとして、9日、松本市の29歳の女が逮捕されました。近所の人の話によりますと、女は母親と2人暮らしでしたが、犯行当時、母親は海外に行っていて、一人だったとみられています。
殺人の疑いで逮捕されたのは松本市渚の飲食店従業員、金子奈々容疑者29歳です。調べによりますと金子容疑者は去年12月27日頃、自宅で男の赤ちゃんを出産し、そのまま放置して殺害した疑いが持たれています。
金子容疑者は27日に体調不良を訴えて病院を受診し、そのまま入院しました。病院側が出産直後だと気づき、金子容疑者にたずねましたが、何も答えなかったことから、不審に思い、今月6日、警察に連絡したということです。翌日、警察が自宅を調べたところ、布団の上で死亡している赤ちゃんを見つけ、退院したきのう、逮捕しました。警察は認否を明らかにしていません。
近所の人の話などによりますと、金子容疑者は独身で、タイ出身の母親と2人暮らしでした。当時、母親は母国に帰っていて、金子容疑者は1人で犯行に及んだとみられます。
近所の住民:「母親は今はいない、母国に帰っている。1年に1、2回、母国を行ったり来たりしている」
赤ちゃんに目立った外傷はなく警察が死因や動機などを調べています。