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【スポーツ】

「最低でも自己ベスト」競泳・渡辺一平が五輪選考会に向け『超強気』目標「ガツンとタイム出す」

2020年1月8日 20時22分

今年の意気込みを「魅」という1文字で表す渡辺一平

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 昨年の世界選手権競泳男子200メートル平泳ぎ銅メダリストの渡辺一平(22)=トヨタ自動車=が8日、埼玉県所沢市の早大で練習を公開。東京五輪代表選考会となる4月の日本選手権に向け、「ガツンとタイムを出す。最低でも自己ベストの日本記録。コンディション次第では世界記録にチャレンジする」と意気込みを表明した。

 五輪選考は一発勝負。世界選手権銅メダリストでも、日本選手権決勝で日本水連の派遣標準記録を突破した上で上位2名に入らなければ出場権を逃す。それでも渡辺は高い次元を目指す。「狙うのは完全に2分5秒」。自身の日本記録2分6秒67だけではなく、世界選手権金メダリストのチュプコフ(ロシア)が持つ2分6秒12の世界記録にもロックオン。「日本選手権で好記録を出すことでライバルにプレッシャーを与えられる」と五輪本番を金メダル候補の本命として迎える決意だ。

 今年の漢字には「魅」を掲げ「日本選手権は勝つだけじゃダメ。少しでも感動を与えるレースを心掛けて日本選手権も東京五輪も泳ぐ」と説明。世界に自身の泳ぎ、存在を「魅」せつける。

 

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