動画共有アプリ「TikTok」を運営する中国ByteDanceは1月8日(現地時間)、「コミュニティガイドライン」をより明確にしたと発表した。従来のガイドラインより長さにして約3倍になった。
基本的な方針は変わらないが、禁止する投稿の内容がより具体的に定義されるようになった。違反を10のカテゴリ(「危険な個人・組織」「不正行為と規制される物」「暴力的で刺激的なコンテンツ」「自殺、自殺行為、危険行為」「ヘイトスピーチ」「嫌がらせといじめ」「成人のヌードや性行為」「未成年者の安全」「誠実性と信頼性」「プラットフォームの安全性に対する脅威」)に分類し、各カテゴリについてより詳細に説明している。例えば「未成年者の安全」では、未成年者のヌードや児童虐待の他、麻薬、酒類、たばこの接種を含む「不良行為」も禁止している。
TikTokは昨年11月、中国政府を非難する動画を投稿した米国の少女のアカウントを停止したことで非難され、アカウントを復活させた。
ByteDanceは発表文で「われわれはユーザーが期待する体験を維持しつつ、適切な保護を提供する方法について透明性を保つよう取り組んでいる」としている。
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