海外勢では、男子のタイガー・ウッズ(米国)が出場するかどうかが注目される。昨年10月のZOZOチャンピオンシップを制した後、「ぜひ米国代表として出たい。五輪に出た(他競技の)友人は一生に1度の経験だと言っていた。来年は44歳。これが最後のチャンスだ」と話した。
ただ、男子の米国は10位以内のうち6人を占めるほど層が厚い。上位4人が出場権を得ることは確実だが、ウッズは最新のランキングで米国の4番目。約10人による出場権争いは全米オープンまで続くとみられる。
米国以外ではロリー・マキロイ、リオ五輪金のジャスティン・ローズ(ともに英国)、同五輪銅のヘンリク・ステンソン(スウェーデン)、ジョン・ラーム(スペイン)、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)、アダム・スコット(オーストラリア)らの出場が有力だ。
女子は、韓国が4人の出場権をつかむことが確実だが、リオ五輪金の朴仁妃(パク・インビ)は6番目で微妙な位置だ。米国も4枠を得る可能性がある。世界ランキングは高くないが、リオ五輪で銀のリディア・コ(ニュージーランド)と銅のフォン・シャンシャン(中国)は出場権を得られそうだ。(世界ランキングは2019年12月23日付)