犬用首輪で生徒監禁容疑 奈良の学習塾経営者逮捕

社会・くらし
2020/1/7 21:42

経営する学習塾に通っていた10代の女子生徒の首や両足首を犬用の首輪で結束したとして、奈良県警奈良西署は7日、奈良市藤ノ木台1、塾経営、伊藤耕司容疑者(62)を逮捕監禁の疑いで逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。女子生徒にけがはなかった。

署によると、伊藤容疑者は講師も務めており、事件当時は教室で勉強していた女子生徒と2人きりだった。「これを着けましょう」と言って首と足に首輪を装着させ、犬用リードでつないだ疑いがある。両手は自由に動かせたため、女子生徒はそのまま勉強を続けた。署が目的や動機を調べている。

逮捕容疑は昨年11月17日午後、奈良市の学習塾で勉強していた女子生徒を犬用の首輪で結束して監禁した疑い。

女子生徒の母親から被害相談があり発覚した。〔共同〕

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