レバノンの首都ベイルートで8日午後3時(日本時間午後10時)から記者会見する、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)。ベイルートにあるゴーン前会長の自宅前にはこの日午前から、雨が降る中、国内外の報道陣が詰めかけた。明かりがついた部屋もあり、警備員とみられる男性が出入りを繰り返すなど、慌ただしい様子も見られた。
自宅から数キロ離れた場所にあるレバノン記者会館に設けられた会見場には、開始前から100人以上の報道関係者が集まった。複数の中継車が建物の前に止まり、各国のテレビ局が次々と現場からカメラを回してリポートしていた。会見開始前の約1時間半前になると、事前に登録された記者の名前が読み上げられ、手荷物の検査を受けたうえで会場に入った。
参加する報道機関は、12カ国の約60社。前会長本人が参加するメディアを選んだという。
朝日新聞も参加が認められた。朝日新聞は、前会長が一昨年11月に逮捕された直後から取材を申し入れてきた。
ゴーン前会長の周辺によると、…
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