「エイズの治療が必要」とウソ…71歳男、60代女性に「わいせつ行為」疑いで逮捕
「エイズの治療が必要」と嘘をついて女性にわいせつな行為をした疑いで、71歳の男が逮捕されました。
準強制性交の疑いで逮捕されたのは、京都府久御山町の無職の男(71)です。
警察によると、男は去年12月、奈良県の60代の女性に電話し、「自分は医師だ。あなたの夫が私の病院でエイズの治療をしている。あなたも感染している可能性が高い」と架空の話を伝えました。
その上で、「エイズの治療のためには、O型の体液を飲んで男性ホルモンを増やす必要がある」などと嘘をつきました。
その後、女性の自宅を訪れ、治療と信じ込ませて女性にわいせつな行為をした疑いが持たれています。
男は女性に対し「あなたの夫は内緒で病院に来ているから、夫に言ってはいけない」と口止めしていました。
しかし、病状を心配した女性が夫に話したところ、夫がエイズではないことがわかり、警察に相談したということです。
警察の調べに対し、男は黙秘しています。
警察は他に被害者がいないか捜査しています。