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「オウマー」と「N国党マニア」と「えらてんファン」は、みんな同じでみんなダメ

 1月19日告示26日投開票の八王子市長選挙に、えらてん新党「しょぼい政党」が第一号候補者を出馬させる。
 候補は東大卒の実業家。IT関係の社長を経て、現在は「コワーキングスペース八王子8beat」を運営する小柳次郎氏。

 小柳次郎?

八王子市長選挙に挑む小柳次郎候補(しょぼい政党) こいつ、自分がホームページを始めた1996年からしばらく、ネット上でつきあいがあり、二度三度一緒に酒を飲んだことがある「あの人」のこと? 
 俺、彼と何でつながりを持ったんだっけ。私のことだから、オウム真理教が絡んでることは間違いない。「めたるまん」のMLだったっけ。メールをもらったんだっけ。
 懐かしいな。何よりも、楽しかったな。インターネットも自分もぐんぐん成長していたあの頃。

 もっとも、21世紀に入ってネット内外でとも疎遠になり、「KJ」小柳次郎と20年近く繋がりがなくなっていた。正直、出馬動画を見ても、顔の一致が確認できない。しかし、確か彼、当時はIT会社社長だったし、東大卒だった。
 何よりも、えらてんこと矢内東紀が声をかけている。だから、おそらくそうなのだ。
 恐ろしいほど「あのテの人脈」は重なるのだ。



夏目亜季荒川区議(中央)と立花孝志 N国党の良心・夏目亜季荒川区議も、N国党の知性・浜田聡参議院議員も、えらてん動画のファンなそうだ。
 N国アンチのえらてん(矢内東紀党首)は宗教マニアとして有名で、動画でも「麻原彰晃が好きだ(やってることは論外)」と、はっきり言っている。
 もうひとりのアンチみずにゃんも、N国党で森達也の「A」のような作品を作りたい旨を語っている。
 そして、ネームバリューはかなり劣るが、これを書いている私も「3セット」にハマっている。

 「N国ウオッチャー」と「オウム真理教マニア・オウマー」と「えらてんファン」は相当に重なっている。
 もちろん、江川紹子や選挙ウオッチャーちだいのような人間は、ここに入らない。彼ら彼女らはオウム真理教もNHKから国民を守る党も邪魔で、この世の中から消えてもらいたいと思っている。
 しかし、上記の人達は、立花孝志も麻原彰晃も矢内東紀も、好き嫌いに差はあっても「魅力」を知っている。魅力を知っているがゆえに、弱点も知っている。それゆえ、「団体」にとってはアンチ以上に始末が悪い存在になる。
オウム真理教 極右よりも共産趣味者の方が、日本共産党にとって始末が悪いのと同じこと。共産趣味者は「好き」の感情も持っているから、ありとあらゆる情報をかき集め、歪んだ「愛」を告白する。
 「団体」にしてみれば、「平手友梨奈はウンコをしない」と信じてくれるファンが一番ありがたい。しかし、一部のファンは、ストーカー状態で住所を割り出し、彼氏を発見しようものならば即刻写真を撮影、「こいつ、ビッチのクソ女」と事務所に電凸を開始する。



 オウム・N国党・えらてんの3セットにハマってる人の特徴って何だろうか。
 ずばり、「インターネットに活路を求めようとする」な気がする。

 リアル社会で受け入れられず、既成政党に自分の近い意見もない。マスコミは自分の意見を扱ってくれないし、かといってテロで世の中を破壊する度胸も実力もない。
 しかし、インターネットならば、何とかなる。ここならば、誰にも邪魔されずに自分の主張を発表でき、自分の正当性を世の中に打たてることが出来る。

 インターネットに活路を求める。NHKから国民を守る党は説明不要だろう。
 オウム真理教も、モスクワ放送の電波を買い取ったり、パソコン通信に力を入れたり、インターネット上のホームページを早くから立ち上げ、1996年には自由に書込み可能な掲示板を搭載している。
 そしてえらてん矢内東紀氏も、いわゆる「青年実業家」感覚ではない。何だかの不平不満を秘めて、中核派活動家や新興宗教の教祖を経て、「自分には規則正しい生活は不可能で、サラリーマンは務まらない」と悟り、文字通り「しょぼい企業」で身を起こした。

 そして世の中には、麻原尊師にも立花孝志にも矢内東紀にもなれないが、「サリンをばら撒きたい」「政治家になって社会への恨みを果たしたい」「独立して自由に生きたい」と思ってる人がたくさんいる。そしてこの3人に憧れる人は、間違いなく「社会」から阻害されてるので、インターネットに活路を見出す。

 そんな感じだろうか。
 ではまた。
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新宿で自殺者をスマホで撮影して何が悪い

白石麻衣 乃木坂46の白石麻衣が卒業する。
 念のために言っておくが、白石麻子ではない。もちろん、名越美香でもない。 
 もっとも彼女は27歳のおばさん。アイドルやってる年齢じゃない。
 ただ、紅白終わってから発表してくれて良かったと思う。AKB本体みたいに、紅白のステージでやられるのはたまったものじゃない。まあ、最初の大島優子の時は驚いたけど。



 ここから、今日のお題。



 これがいろいろ問題になっている。おそらく、批判者が圧倒的だろう。
 ただ、これは「当然の流れ」ではないのか。私はそう思った。



ベトナム戦争時の有名なグロ画像 1970年~80年代、こんな議論がジャーナリスト(特に左派)であった。
 戦場に行って、まさに殺人が行われている際に、それを止めるべきか、あるいは国民に戦争の残酷さを伝えるために、あえてそのシーンを撮影する側に回るか。
 議論自体、どっちが優勢だったか正直覚えていない。ただ、彼らが実際にやったことは、言うまでもなく、殺人シーンの撮影である。

 否、戦争の悲惨さを伝える云々はともかく、マスメディアはグロい画像を追いかけた。それは何も戦争に限ったことではない。メディアは、現場で「被害」を止めることなどせず、よりセンセーショナルでより刺激的でエグい画像を追い求めた。
 戦争とは真逆のショーもない事件でいえば、「女性は性欲のはけ口」初鹿明博のホテル強制連行事件。もし女性が抵抗せず、強制連行に成功していたら、果たして週刊新潮は「救出活動」に向かっただろうか。確か、しっかりと撮影してから、「止めた」んですよね。

高部知子のニャンニャン写真 エログロ週刊誌から大新聞・テレビまで、みんなそういう理論で動いている。
 より「興味本位」な写真・動画を求めて取材し、それに成功した人が英雄になる。



 そしてインターネットが普及し、素人が情報発信できるようになった。
 更にスマホが定着しYoutuberが職業として成り立つようになり、素人でも動画が普通に扱うようになった。
 「何を今更」であるが、一般人が新聞記者になり、映像ジャーナリストになったのだ。

 以上の事実を認めるならば、今回の「自殺者スマホ撮影」、誰もがジャーナリストになったんだもん、当たり前の行動ではないのか。
 もちろん「記者」の中には、大新聞感覚の記者もいればテレビ局感覚の記者もおり、もちろんセンスプや新潮感覚の記者もいる。「取材」の成果をどう公表するかは、「社」の編集方針によるだろう。しかし、一応はどの社も死体写真は撮っておくのではないのか。
岡田有希子 岡田有希子の脳みそがドピュッと飛び出した写真、あれを「公開」ではなく「撮影」したのは、決して某写真週刊誌だけではあるまい。



 インターネットが進化しスマホが普及した今、誰もがジャーナリストになれる。
 何よりも、テレビが堂々と「個人ジャーナリスト」が偶然に撮影した事件動画を平気で利用する。皆さんも、災害の際に個人が撮影した「衝撃画像」をテレビで見たことがあろう。彼らの「実力」「取材力」は、大メディアも既に認めているのだ。

 おそらく今後、「取材」の過程で「戦死」する個人ジャーナリストが登場するかもしれない。
 その際には、偉大なジャーナリスト魂を称え、菊池寛賞を与えるべきだ。

 ではまた。

「NHKから国民を守る党」立花孝志をこのまま潰すのはあまりに惜しい

立花孝志を「殺す」のはあまりに惜しい


 令和2年1月6日、立花孝志は未だ逮捕されてない。
 しかし、N国党がかつてのような「小さな英雄」に戻る日が再びやってくるのか。
 
「不倫、路上、カーセックス」立花孝志N国党候補 しかし、このまま終わらせるのはあまりに惜しい。
 「地盤・看板・カバン」が全く無いズブの素人、しかも政策すら無い怨念だけで生きる男が、あれだけのムーブメントを起こし、参院選当選までこぎつけた例は、少なくとも私は記憶がない。

 このまま立花孝志が終わって、「やっぱり政治は既成政党に任せるに限る」「だらしない自民党と能無し野党のどっちを選ぶか、新聞やテレビを見て判断しましょう」「若者よ、投票に行こう!」に戻してしまうのは、平手友梨奈でなくても「僕は嫌だ」に決まっている。
 立花孝志を犬死させて、「老人の老人による老人のための政治」に戻すのはあまりに虚しい。

相次ぐ「ミニ政党」の動き、期待できるのは「政党DIY」だけ?


「不倫、路上、カーセックス」立花孝志N国党候補 立花孝志の「成功」に触発されたのか、様々な「新党」「ミニ政党」「おもしろ候補」が行動を起こしている。
 自分が知ってる範囲では、下記の通り。

 目立ちたがり屋の祭典・東京都知事選に、オリーブの木代表・黒川敦彦氏が出馬表明している。
 「オリーブの木」のYoutube、ある意味「人気」が出てきているようだ。ただし、その主張が少々デムパがかってるゆえの「ネタ」人気であるが。古いオウマーが「オリーブ」と聞くと、「自称「べんごし」よ、縮瞳の証明はあったのか!」のハンドルネーム「オリーブの栄光」氏を思い出してしまう。このオリーブ氏、「オウムはサリンを撒いていない」「坂本弁護士は生きている」等、様々な珍論を主張、ネット上のオウム界隈で「人気」だった。
 オリーブとデムパとには、何か相性があるのだろうか。

 「ポコチン党」が総務省に却下された後藤輝樹氏、日本第一党の桜井誠氏も立候補表明している。
 桜井誠は衆議院選挙比例区東京ブロックに4名の候補を出すとも発表している。

 ただ、これらは「いつもの光景」に過ぎない。
 桜井誠の衆院選とて、本当に4人出馬させられるか分かったものではない。「君達が金を出さないから」「金が集まらないから」でポシャるのも、ウオッチャーは既に織り込み済みだろう。



しょぼい政党を立ち上げた「えらてん」こと矢内東紀氏 「えらてん」こと矢内東紀氏が「しょぼい政党」を立ち上げた。
 矢内氏は慶應卒。20代にしてイベントバーを何件も立ち上げ、実業家としては物凄い力量を持っているのだろう。出版にYoutubeにと、どれも成功させ、上記の「泡沫」よりは期待ができそうだ。

 しかし、いきなり候補が降りたり、「落下傘」を募集したり、N国党の立候補する市議にぶつけて候補を出すと発言したり、何だか不安げに思える。彼は精神疾患を持ってるようで、時折青山吉伸みたいな死んだ目をして喋っている。
 水清ければ魚棲まず、政治家は適度に悪に染まってないとやっていけない世界である。躁鬱が激しそうなな彼にやっていけるだろうか。



「不倫、路上、カーセックス」立花孝志N国党候補 仮に「既成政党とは関係ない」「市民の手作り」の候補が出ても、それは大新聞・テレビ謹製の左っぽいタレント文化人か芸能人、例えば青島幸男や野坂昭如みたいなケースに過ぎまい。れいわ新撰組に驚きはあっても、前例はあまたある「ありがちな光景」の一つに過ぎない。
 全くの「名もない庶民」が、ネットの力だけの「草の根民主主義」で当選を勝ち取ったN国党のケースとは全くの別物である。
 もっとも、ネットの力だけで沈んでしまったが。

 インターネットの草の根的な動き、一番期待できそうなのはKAZUYAの政党DIYという気がする。もっとも、今のKAZUYA氏は、草の根Youtuberとは呼べないレベルかもしれない。

「立花孝志が好き」


 そう思うと、立花孝志をこのまま死なせるのは、正直あまりに惜しい。
 少なくとも、彼の「良い部分」だけは、全て受け継ぐべきだと思う。
 それでは、彼の最大の武器・魅力とは何か。



みずにゃん N国党アンチの三大巨匠(えらてん・ちだい・みずにゃん)のうち、えらてんとみずにゃんは、何回か告白している。
 自分は立花孝志が好きである。
 好きだけど、N国のやり方は間違ってる、民主主義が危ないetc…

 どうして多くの有権者が立花孝志に投票したのか。私人逮捕だって、投票した人が全員知っているのだ。何せ、立花氏自身でその様子を得意げに公開してるのだから。
 みんな、立花孝志が人間的に問題があることを知りつつ、それでも「好き」だから投票したのだ。



 立花孝志は兄貴肌で、自分についてくる人達を家族のように扱う。だから、参院選出馬の時に金を出してくれた人は、何とか市議会議員に当選させようとする。

 支持者に対しても、立花氏は戦略を明らかにする。
 何かと評判の悪い「売名」選挙だって、同じことは、昭和の時代から日本共産党がやっている。令和の今でも、勝算ゼロの選挙に日本共産党は平然と候補を出す。
 しかし、日本共産党から「あれは宣伝のためにやってるんです」「絶対に落選しますから、投票しないで下さい」なんて発言を一度も聞いたことはない。
加陽麻里布 しかし、NHKから国民を守る党・立花孝志は有権者に対して、「売名だ」「当選しないのは分かっている」と明言する。「民主的」なのはどっちだろうか。

 加陽麻里布の時だって、Youtubeを聞いてくれる有権者に対して「これは当選無効になる」ときちんと説明する。無効にも関わらず、加陽麻里布は当選できる得票を獲得する。そこでビリの議員に対して、「お前の当選は無効だ」と訴える。彼は有権者全員には誠意を示さないが、「子分」に対しては誠意を示す。

 やっぱりN国党はFMWだったのだ。彼は「ファミリー」や「ファン」を裏切りたくない男。 だから支持者は彼に「親しみ」を感じるし、ポンコツ市議会候補は自分を拾ってくれた立花孝志に恩義を感じる。
 ある意味、立花孝志の失脚は「ファン心理の読み違い」といえよう。
 
 N国党はファミリーなのであり、あんたらYoutube愛聴者が一人でもいる限り、N国党は絶対に潰さん!のだ。
 ではまた。
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プロフィール

sinzinrui

Author:sinzinrui
 西村雅史。元オウマー。大昔「オウム真理教大辞典」を共著で出して「これで幸せになる」と思ったらかえって不幸続き。糖尿病も悪化し、眼底出血で失明に怯えてます。

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