稽古中に同部屋で幕下の宝香鵬とけんかした幕内の石浦(29)=宮城野=が、神妙な面持ちで深い反省を示した。7日に炎鵬と稽古をした石浦は「ずっと、この数日間、反省していました。自覚が足りなかったです。どっちが先にやったとか、そういうことではなく、番付が上の自分が口で言うなり、冷静に対応できなかったのが情けないです」と真摯(しんし)に自分と向き合った。
この日は明治神宮の奉納土俵入りで横綱白鵬の露払いを務める予定だったが、関係者へのコンプライアンス委員会による聴取も始まっており「代わってもらいました」と自主的に辞退。稽古に専念していく。相撲協会はコンプライアンス委員会による処分意見の答申を待って理事会で審議することを決めている。