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【大リーグ】

アストロズのサイン盗み疑惑 ヒンチ監督、現レッドソックスのコーラ監督も処分対象か 近日中に処分発表へ

2020年1月8日 15時20分

アストロズの本拠地、ミニッツメイド・パーク(AP)

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 現役監督コンビも処分の対象となるようだ。2017年のアストロズのサイン盗み疑惑について調査している大リーグ機構は、2週間以内にもマンフレッド・コミッショナーが処分を発表する見込みだ。

 AJ・ヒンチ監督、現レッドソックスのアレックス・コーラ監督(当時アストロズのベンチコーチ)に加え、フロント職員やコーチ陣らが処罰されるもようだが、選手は含まれないという。7日の米スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 注目される処分の軽重について、同局は「長期の出場停止や記録的な罰金に加え、ドラフト指名権のはく奪もあり得る」とした。ちなみに、カージナルスは17年、アストロズ首脳のコンピューターに侵入し、チーム情報を不正入手したとして罰金200万ドル(約2億1600万円)の罰金を科された上、同年のドラフト1、2位の指名権をはく奪された例がある。

 米報道によれば、アストロズは17年、相手捕手の股間にフォーカスしたサイン盗み専用のカメラを観客席に設置。選手らがベンチ横でサインを解析した上で、ごみ箱をたたくなどして打者に伝えていたという。

 17年のワールドシリーズで、当時ベンチコーチだったコーラ監督は、対戦相手ドジャースのダルビッシュ投手(現カブス)の癖を分析して攻略したと報じられた。同監督はメジャー指揮1年目の18年もRソックスをワールドシリーズ優勝に導いたが、同年のRソックスについてもサイン盗み疑惑が浮上したと伝えられている。

 

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