この記事を読むと…
仕事相手との信頼関係を築くための手法を学べる!
この記事がオススメなのはこんな人…
- 取引先との交渉事が多い営業の人
- お客さんと直に接するサービス業の人
- 同僚や先輩、後輩といった職場での人間関係で悩んでいる人
こんにちは! 学生時代は日本語と日本文学について専攻、読書が大好きで今は書評ブログに熱中している、こたママです。
この記事は、快適な人間関係を築きたい、人との信頼関係を高めたいという方に向けて、
ビジネスの現場で使える、仕事相手との信頼関係を築くための手法をお伝えします!
今回この記事で引用・解説し、紹介させていただく本はこちら
ダイヤモンド社 メンタリスト DaiGo『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』(2013年)
快適な人間関係を築いたり、人との信頼関係を高めたりするためには、人の心を読み解くことが何よりも大事です。
なぜなら、相手の心の内を推し量ってこそ、誠実なコミュニケーションを取ることができるからです。
とは言え、一体どうしたらいいかが分からなくて困っている…というあなたのために、
人の思考プロセスを「なぜそうなのか」理解できるところから解説し、次に具体的なやり方を紹介したいと思います。
この記事を読み、ステップに沿って実践する事であなたも快適な人間関係を築いたり、人との信頼関係を高められるようになりますよ!
なので、ブックマークをつけて、読み進めながら実際に実践し、
自分の思った通りの成果が出る気持ちよさを体感しながら取り組んでみてくださいね♡
相手の本音を引き出す暗示
心の距離を縮めるためにプライベートな会話をしたい、個人的な話を聞き出したいときに使える「相手を誘導する」テクニック。
このテクニックを使えば、自分が聞きたいことを相手に話させることができます。
このテクニックのポイントは、とても簡単。
自分が聞きたいことは、まず自分から話す。
たったこれだけです。
コツは、相手に話させようと思って質問攻めにしないこと!
なぜなら、聞きたい話題を自分から話すようにするだけで、相手の警戒心がなくなるからです。
例えば、相手の飼っている犬の話を聞きたい、話題にしたいとします。
その場合、多くの人は「あなたのおうちの犬は、何歳なんですか?(種類は? 性別は?)」など、相手に質問をしてしまいがちです。
こう聞かれると、相手は例外なく「なんでそんなことを質問するんだろう?」と警戒して、少し身構えてしまいます。
でも、テクニックを使うと会話がこうなります。
まずは自分から「うちには9歳のミニチュアダックスがいるんです。最近その子が…」など、自分の犬の話をします。
こうすることで、相手は「この場(空間)は犬についての話をする場なんだ」という暗示にかかるのです!
あなたが犬について話しているのに、急に全く違うゴルフのことなどを話し出す人はまずいません。
暗示をかけることで、相手の話題を制限しているのです。
さらに話題を制限するだけでなく、このテクニックの素晴らしいところは、相手の警戒心を抑制するところです。
こちらから先にプライベートなことを話すことで、相手の心の中では「向こうが個人的な情報を教えてくれているんだから、こちらも話して大丈夫だろう」と安心して話してくれやすくなるのです。
初対面ならなおさら、相手にプライベートなことを質問攻めにすると嫌われやすくなります。
「週末はどう過ごしているんですか?」「趣味は?」「最近旅行しましたか?」「好きな食べ物は?」など…。
多くの場合、質問攻めにされると相手を警戒して心を閉ざしてしまいます。
「なんで初対面の人にいろいろと個人的なことを話さなきゃいけないの?」と嫌な気持ちになってしまうんですね。
このテクニックを仕事に使えば、本音の情報を話してくれるかもしれません。
相手の警戒心を解くため、そして、相手に開示してもらいたい情報があるなら、まずは自分から自己開示していきましょう!
相手が思わずYESと言ってしまう時間帯がある
商談などの交渉や駆け引きをするなら、
- 相手が満腹のときに、こちらは昼食抜きの適度な空腹状態で交渉に臨むべし!
- 1日の疲れが高まっている夕方も相手の脳の働きが鈍っているので、チャンス!
実は、交渉に適した時間帯や状況、環境というものが存在します。
商談やプレゼンなどの交渉事で、相手に「イエス」と言わせるためには、ぜひとも知っておきたいポイントがあります。
メンタリストの間では、「交渉事をするなら午後イチか、もしくはできるだけ夕方に近い時間に行え」と言われているそうです。
その理由は相手の脳の働きが弱まっているところを突くことにあります。
まず、「午後イチ」をおすすめする理由。
「午後イチ」をおすすめする理由は、相手が昼食の直後だからです。
人間の脳は満腹になると働きが鈍くなる性質があります。
これは、食べたものを消化するため消化器に血液が集中し、脳への血流が減ってしまうためです。
昼食後の満腹状態にあたる午後イチと同じように、1日の疲れが高まっている夕方も脳の働きは鈍っているので、交渉事を有利に進めるために適した時間帯と言えます。
ちなみに、DaiGoさんがよく指定するのは、午後の2時だそうです。
上記の理由に加えて、ランチ後はお客が少なく、静かな雰囲気でよりリラックスできるメリットもあるからだそうですよ。
また、カナダ・アルバータ大学のシンクレア教授の研究では、「人は晴れている日は説得されやすい。しかし暑い日は攻撃性が増すので逆に説得されにくい」という報告があるそうです。
天気が良く、太陽を意識できるような窓に近い明るい席やオープンテラスで打ち合わせをすれば、仕事がうまくいくかもしれませんね。
夏の暑い時期は涼し気な装飾で空調の整った店内を選ぶなどするといいかもしれません。
まとめ:一瞬でYESを引き出す心理戦略。
ダイヤモンド社 メンタリスト DaiGo『一瞬でYESを引き出す心理戦略。』(2013年)
いかがでしたか?
今回この記事で紹介した内容を振り返ってみましょう!
- 聞きたいことを話させるテクニック
自分から話す - 交渉事に有利な時間帯や環境
午後イチ、夕方
晴れている日
本書の内容は上記以外にも
- 商談・交渉の前に結果は9割決まっている
- 「失敗」は信頼を勝ち取る最強の武器
- 名刺を交換するだけで相手の心は読める!
- その場の主導権を1.3秒で握れる世界共通の方法
- ランチ&コーヒーでビジネスは願ったり叶ったり
- 「渡る世間は鬼ばかり』に隠された高度な心理戦略とは
- プレゼンを通したいなら「相手の言葉」を盗め
などなど、相手の心の内を推し量って、誠実なコミュニケーションを取ることができるようになるため、「なるほどー!」と目からウロコの思考プロセスと、具体的な方法が満載です。
- 取引先との交渉事が多い営業の人
- お客さんと直に接するサービス業の人
- 同僚や先輩、後輩といった職場での人間関係で悩んでいる人
にオススメの1冊です。
気になったら、ぜひ本書を購入して読んでみてくださいね♡
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
感想や質問などございましたら、お気軽にお問合せください♪
これからも、お役に立てる記事を書けるようにがんばります!