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【大リーグ】

レッズ秋山デビューなら世界最古球団初の日本選手&米30球団全てで日本選手プレー[AKI猪瀬コラム]

2020年1月7日 20時19分

レッズ入りが正式決定した秋山

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 筒香嘉智外野手(前DeNA)がレイズ、山口俊投手(前巨人)がブルージェイズ、そして、秋山翔吾外野手(前西武)がレッズと、新シーズンの日本選手の顔触れが固まってきました。

 ブルージェイズはこのオフに最大の弱点となっている先発陣の補強を積極的に敢行。韓国人左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン、前ドジャース)、ロアーク(前アスレチックス)、アンダーソン(前ブルワーズ)を獲得しました。これで先発5枠のうち、シューメーカーを加えた4枠が確定。先発ローテーション入りを目指す山口は春季キャンプで、若手ボルッキーらと争うことになります。

 秋山もレギュラーが確約されているわけではありません。レッズの外野陣は、デビューから28試合で14本塁打のメジャー記録を樹立した怪物アキーノ、昨季球団有望新人ランキング1位のセンゼルら、才能豊かな選手がそろっています。

 もっとも、2人とも日本での実績が評価されての契約ですし、故障さえなければ山口はローテ入りし、秋山は1番か2番打者として、開幕戦を迎えることでしょう。また、秋山がメジャーデビューを飾った瞬間、1869年に世界で最初に誕生したプロ野球球団に史上初の日本人選手が誕生し、メジャー30球団全てで日本人選手がプレーすることになります。エンゼルス大谷の二刀流復活など、今季は日本人メジャーリーガーの話題が盛りだくさんのシーズンになりそうです。(大リーグ・アナリスト)

 

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